現在多くのブログやWebサイトはCMSであるwordpressを使って製作されています。
ドメイン取得してレンタルサーバ用意してwordpressインストールするだけで誰でも簡単にこのブログと同じものが作れます。
が、たまにちょこっとした不具合が発生すると、素人には何が何だか分からない泥沼にはまってしまう。今回は私が経験したトラブルとその解決方法をご紹介します。
ことの始まりは広告とラベルのすき間が広すぎる問題から
このブログはWordPress で作られており、テーマにはcocoonを使わせてもらっています。
最近になって気づいたのですが、一番はじめのh2タグの上と本文下に挿入されるGoogle AdSense広告とラベル(スポンサーリンクという文字)のすき間が大きく無駄な空白が出来ており、cocoonのサポート掲示板に何か情報がないかと探してみました。
すると私と同じ現象が起こっている他のユーザーが質問していて、その解答には、広告336×280、広告300×250にセットするウィジェットは「テキスト」ではなく、「クラシックテキスト」か「カスタムHTML」にするようにとありました。
ウィジェットにテキストを選び、そこにGoogle AdSenseのコードを書いていると、Webページ上でラベルと広告の間が広くなる不具合があるようで、私も今までテキストウイジェットを使っていたので、カスタムHTLMをセットしてGoogle AdSenseのコードを貼り付け、保存して完了!
だったはずですが、なぜか保存がいつまでたっても終わりません。
保存ボタンの横のくるくるがいつまでたっても止まらないのです。
原因はWordPressではなくサーバのWAF機能だった
今度はウィジェットが保存出来ないトラブルを解消するべく、いろいろ調べたところ、どうやらサーバのWAF機能が影響しているようでした。
このブログはロリポップレンタルサーバを利用しています。ロリポップレンタルサーバはデフォルトでWAFという機能が有効になっています。
WAFは簡単にいうとサイバー攻撃からWebサイトを守ってくれる機能で、なくてはならない重要な機能なのです。
が、その機能が、1部のウィジェットの変更をサイバー攻撃とみなして、変更したウィジェットを保存出来なくしているので、一時的にWAFの機能を無効にすればウィジェットの変更保存が出来るようで、早速試してみました。
ロリポップサーバのWAF機能の無効化
ユーザーページにログインして左のメニューからWEBツール→WAF設定をクリック、開いた画面からWAFを無効化したいURLの設定変更ボタンをクリックしてWAFを無効化します。
この操作をしてから5~10分でWAFは無効化されるようなので、WordPressのカスタマイズメニューに戻り、カスタムHTMLにGoogle AdSenseコードを貼り付け、ロリポップレンタルサーバのWAF設定を変更してから3分後くらいに保存ボタンを押す。
と、すんなりと一瞬で保存が完了し、Webページを確認してみると、今までの大きな空白がなくなり、ラベルと広告がくっついて見やすくなっていました。
WAF機能の有効化を忘れずに行うこと
WordPressのウィジェットが保存出来ないのは副次的なトラブルで、本来はGoogle AdSense広告とラベルのすき間が広すぎるトラブルの解消が目的でしたが、どちらもスッキリ解消出来て良かったです。
もしこの記事を読んで同じトラブルが解消なされば幸いですが、くれぐれも最後にWAF機能を有効化することをお忘れなく。
WAF機能が無効のままだと、いつか必ずサイバー攻撃の餌食になってしまいますよ。
追記
現在ロリポップではWordPressのカスタムHTMLの保存はWAF機能を停止しなくても出来るように改善されています。
しかし今後も新しいウィジェットが登場すれば、しばらくの間は同じようなトラブルが起こることも予想されますので、WordPressがうまく動作しない時はレンタルサーバのWAFが原因になっていることもあると覚えておいて損はありません。