年賀状を郵便局のプリントサービスを利用するか、プリンターを購入して自分で印刷するか悩んだあげく、思い切って購入することにしたプリンター、カラリオPX049Aが届きました。
WIFI接続機能とコピー(スキャン)機能が付いて5950円!
WIFI接続機能とコピー(スキャン)機能が付いて、しかも初期セット用のインクセットまで付いて、たったの6000円ほどでamazonで販売されています。
発売開始日は2016年9月と、さほど古いモデルでもなく、3年ほど前に2~3万円で売られていたプリンターと比べて、印刷品質があきらかに悪いということもなく、では、なぜこんなに安く売られているかというと理由は2つ。
液晶インジケーターが本体にないこと。
そして背面給紙タイプということで価格が抑えられています。
このように背面から紙を給紙します。
一度にセット出来る紙の量はA4再生紙で40枚、インクジェット用はがきで20枚なので、給紙トレイを内臓するタイプの給紙方法と比べて、セット出来る紙の枚数が少ないということはありません。
私は内臓タイプの給紙方法の方が紙詰まりのトラブルが多いと感じますし、いちいち給紙トレイを抜き出して給紙するのは面倒だし、厚手のラベル印刷をするときも背面からストレートに給紙出来るタイプの方が扱いやすいので、逆に嬉しく感じました。
2019年12月追記
2019年になってPX-049Aの後継機がエプソンより発売されたので、情報を追加します。
エプソンEW-052AはPX049Aの2019年版モデルとされているので、基本性能に大きな違いはありません。
操作パネルもほとんど変わっていません。
よってこの記事のPX049Aの内容を参考にしつつ、エプソンEW-052Aの購入もご検討されることをおすすめします。
エプソンEW-052Aは家電量販店にも並んでいますが、実売価格はamazonのほうが安いです、
では引き続きPX049AとEW-052Aをダブらせつつお読み願います。
カラリオ PX-049Aのセットアップ
基本的にはセットアップは簡単ですが、カラリオ PX-049Aをパソコンから使えるようにセットアップするうえで注意する点をかいつまんでご説明します。
プリンター本体の準備
説明書のとおり作業をすると、まずは各種ドライバーやWIFI設定してからプリンターの電源をいれて、インクを充填する順番になります。
しかしWIFIの設定を行う際に、プリンターのインク充填を済ませておかないとセットアップ作業が進まなくなるので注意してください。
説明書とおりにやろうとするとセットアップ出来ません!
まずはじめにプリンターの電源をいれてインクを充填します。
インク充填が完了したら、以下の作業を進めていきます。
私の場合WIFIの設定で、やはりというか、つまづきました。
となって、手順とおり作業を進めていきましたが、
説明されているようにWIFIランプが同時に点灯せず右側の赤ランプが点滅して接続エラーになりました。
WIFIルーター(アクセスポイント)の設定によって起こるエラーですが、こういうエラーが起こる人はまあまあいるはずです。
こうなると「接続に失敗したときは」というメニューから、WIFIルーターのプッシュボタン(AOSS・WPS)を押して接続する従来の方法を選びます。
この手順だと上手く接続できました。
WIFIの設定が済めば後は難しいことはありません。
テスト印刷まで一気に進めることが出来るでしょう。
そして最後にファームウェアのアップデートや必要なソフトウェアをインストールしてパソコンからカラリオ PX-049Aを使うためのセットアップ作業は完了です。
スマホとの接続は専用アプリEpson iPrintで簡単です
WIFI接続でホームネットワークにつながっているカラリオ PX-049Aはスマホの写真データなども簡単に印刷出来ます。
エプソンからアンドロイド版、iOS版とも専用アプリEpson iPrintが用意されています。
スマホやタブレットにEpson iPrintをインストールしてネットワークに接続されているカラリオ PX-049Aを選択するだけ。
簡単にスマホやタブレットからカラリオ PX-049Aが使えるようになります。
カラーインクが無くなっても黒インクだけで印刷できる機能が便利!
宛名を印刷したいだけなのに、モノクロで印刷したいだけなのに、カラーインクがないせいでプリンターが使えない!
という不条理なことを体験された人は多いと思います。
私も常々「カラー印刷しないから、たっぷり残っている黒インクだけで印刷してくれよ!」と思い続けてきました。
ようやくそんな当たり前のことが出来るようになってて良かったです。
カラリオ PX-049Aの短所
良い良いと私は言いまくっていますが、人によっては譲れない部分もあるかと思います。
同じエプソンがラインナップしている2万円以上するインクジェットプリンターに比べて劣っている点、短所も探して書いておきます。
そんなの関係ないと私のように感じるか、我慢できないと感じるかは自由です。
- やはり液晶モニターがプリンター本体にないと、どういうわけか不安で落ち着かない人もいるかもしれない。
- 背面給紙タイプはなんとなくカッコ悪いし恥ずかしい、給紙のたびにいちいち給紙トレイを抜き差しするのが楽しいと思う人がいるかもしれない。
- フルカラー高画質印刷のスピードが遅いのは我慢出来ないという印刷スピードマニアな人がいるかもしれない。
- フルカラー高画質写真印刷だと4色インクモデルより6色インクのモデルの方がなんとなくキレイだと思う人がいるかもしれない。
PX-049Aの短所というか劣っていると思われる代表的な事を書き出してみました。
たった6000円のプリンターなので、そりゃ3万円のプリンターには負けると思います。
年に数回しか必要ないプリンターに何を求めるか、それはあなた次第です。
年賀状印刷には十分すぎるインクジェットプリンターです
液晶インジケータがないなど、少しは使い勝手が悪いことを覚悟して購入しましたが、背面給紙でも全く問題なく、印刷品質も十分キレイです。
年賀状印刷ごときなら十分に使えるプリンターでした。
というか、私は家庭用プリンターならこのカラリオ PX-049Aで何も問題ないと思います。
私は今まで何台も当時最新のインクジェットプリンターを買い続けてきました。
しかし最高画質で写真プリントをしても、そんなにきれいでもなく、こんなもんかと思い続けてきましたし、たった6000円ほどで売ってるインジェットプリンター、カラリオ PX-049Aが印刷品質がすごく悪いとも思いません。
クリックポストのラベル印刷にも最適です
メルカリの購入者へ商品を発送する際にクリックポストを利用する人も多いでしょう。
我が家ではプリンターが壊れて自宅で発送ラベルが印刷出来ないときは、コンビニプリントを利用していました。
ラベル1枚印刷するの代金は20円ですが、わざわざコンビニに出向いて、マルチプリンターを操作して印刷して、その場でハサミでラベルを切りとり、ノリをつけて貼り付けるのは面倒でした。
しかしインジェットプリンター、カラリオ PX-049Aを買ってからは、スマホでクリックポストの申し込みをして、続いてラベル印刷が自宅で出来るようになりとても快適になりました。
家でクリックポストの宛名ラベルが印刷出来れば、仕事や学校に行くついでにポストに投函するだけなので、時間の節約にもなります。
クリックポストの宛名ラベルの印刷こそ、amazonで約6000円で売ってるカラリオ PX-049Aで十分です。
ケチる必要はないでしょうが、どうせすぐに壊れる物なら安くて良いものを選んで買うのはかしこい選択だと私は思います。
プリンターの購入に迷われたら、カラリオ PX-049Aをおすすめしたします。