コロナウイルス感染拡大がいまだ収束しない2021年夏
暑いです。暑いけど、子供たちをレジャープールに連れていき、コロナウイルスに感染させる、という選択はないでしょう。
- レジャープールが大混雑イモ洗い状態で濃厚接触したい放題
- レジャープールの更衣室は床がヌメって気持ち悪い
- レジャープールの日陰の場所は目を血走らせた連中と殺気立つ争奪戦
このような過酷な状況のレジャープールにわざわざ子供連れで出かけて消耗する時代は、コロナウイルス蔓延でようやく終わりを告げたのです。
これからは、「おうちをいかに過ごしやすく快適にしていくか」、がテーマです。
お子様のプール遊びなら自宅でも十分楽しめます。
庭付き一軒家じゃなくても、マンションのベランダならプールは設置出来ます。
賃貸のベランダでも設置できるプールはあります。
今回は、マンションのベランダにも設置できる、人気のベランダ用プールをサイズ別でご紹介します。
ご自宅のベランダの広さを測って、最適なサイズのプールを見つけてください。
ただし!庭やベランダでのプール遊びは、ご近所さんとトラブルになる場合があるので、以下の点に十分注意して下さい。
管理規約でプールが禁止されているとどうしようもなく諦めるしかありませんが、それ以外は一般常識的な事なので、迷惑にならないように気を付けつつ、プール遊びを楽しみましょう!
ところでベランダの平均的な広さは?
統計データがないので、一般的な物件情報に基づいてベランダの広さを3段階に分けてみましょう。
狭いと感じるのは、奥行き100㎝以下のベランダです。賃貸ワンルームマンションやアパートは100㎝以下が多いです。
一般的な普通サイズのベランダは、奥行きが100㎝〜150㎝ほどです。
広いと感じるのは、奥行き150cm~200cmくらいのベランダです。
そこで今回は、奥行き100cm未満、150m未満、200cm未満のサイズに分けて、ベランダやバルコニーに設置できる家庭用プールをご紹介します。
奥行き100cm未満で売れ筋のプール
奥行100cm未満の比較的狭いベランダでも設置できるプールはあります。
インテックス(INTEX)レクタングラーベビープール 166cm×100cm×25cm
家庭用プールの有名メーカー、INTEX社製の奥行き100cmのベビー用プールです。
サイズは166cm×100cm×25cmなので賃貸の狭いベランダでもプールが設置できる場合があるでしょう。
底面はやらかいクッション構造です。
水量目安:高さ18cmまで入れて102L
ベランダの寸法を測って設置できるか確認してから注文してください。
INTEX(インテックス) プレイボックスプール 85×85×23cm
85×85×23cmと、もっともコンパクトで、多くのベランダに置ける小さいプールです。
小さくてもインテックス製で安心して使えます。
1~2歳程度の赤ちゃんには最適な大きさで、小さい分だけ水道代も少なく、出し入れの手間も省けます。
「今はまだ必要以上に大きなプールはいらない」と思う人にぴったりのサイズです。
奥行80㎝のベランダでも置けるプール!120X80X40cm
奥行80㎝という最小クラスの家庭用プールもあります。
赤ちゃん用にプールの底もクッション材で保護されているのが特徴です。
奥行き150cm未満で売れ筋のプール
奥行150cm未満の一般的なベランダなら設置できるプールの選択肢も増えます。
INTEX(インテックス) マンダリンスイムセンターファミリープール 229×147×46cm
229×147×46cmなので奥行きが150cm以上あるベランダに設置可能です。
このサイズのプールになると、お子様と一緒に大人が入ることも出来ます。
排水穴があるので後片付けが簡単、修理用パッチ付きです。
水容量:高さ32cmまで入れて約520L
FIELDOORジャイアントファミリープール 200cm×145cm×50cm
サイズは200cm×145cm×50cmで、こちらも奥行き150cm以上のベランダに設置できる家庭用プールです。
大人が寄りかかっても崩れないしっかりした構造の家庭用プールです。
排水穴があるので後片付けが簡単、修理用パッチ付きです。
水容量:高さ30cmまで入れて約300L
奥行き200cm未満で売れ筋のプール
奥行200㎝未満の大きめベランダがあれば、大人でもゆったりくつろげるプールが設置できます。
インテックス(INTEX) スイムセンターファミリープール 305×183×56cm
家庭用プールの有名メーカー、INTEX社製の家族で楽しめるロングサイズのプールです。
サイズは305×183×56cmなので、奥行き2mのベランダなら余裕で設置できます。
ただし、長さ3mが確保出来るか?エアコンの室外機が邪魔にならないか?も確認してください。
必要十分な大きさで、お子様だけでなく大人でも楽にくつろぐ事ができます。
底面はクッション性があり心地良く、プール壁は幅広いIビーム構造なので、しっかり空気を入れると縁に腰掛けられます。
排水口、補修用パッチ付きです。
ベランダサイズの家庭用プールとしては、充実の機能を備えています。
水量目安:高さ37cmまで入れて約1000L
INTEX(インテックス) スイムセンターファミリープール 262×175×56cm
こちらも同じく信頼できるインテックスの大型プールですが、上の商品よりも少し小さめの262×175×56cmになっています。ベランダのスペースに合わせてお選び下さい。
同じくプールの壁面は幅の広いIビーム構造なので、ふくらませると腰掛けられます。
排水口、補修用パッチ付きです。
水量目安:高さ37cmまで入れて749L
以上、ベランダなら奥行2mくらいのサイズまでのプールなら設置できる可能性が大です。
奥行2mもあるプールなら大人でもゆったりくつろぐことができます。
もしお庭があるなら、もっと大きなプールで贅沢な時間を楽しむ事も出来ます。
遊び心いっぱいのプールもある
今回はベランダのスペースを有効に使えるようスクエアタイプの家庭用プールをご紹介してきました。
しかし、ベランダでも設置できる家庭用のプールの中には、お子様がもっと楽しめるよう、遊び心いっぱいのプールもあるので、購入者の評価の良いなかから選んで一例をご紹介しておきます。
いかがでしょうか。ベランダの大きさが許すなら、このような趣向を凝らした楽しいプールでお子様を思いっきり遊ばせてあげたいですね。
遊び心といえば、水鉄砲は子供たちの水遊びマストアイテム、おうちプールと一緒に用意してあげると、楽しさ倍増ですね。
おうちプールの水道代はどれくらい?
外出を控えているこの時期、せめて家で、なるべく大きなプールを用意して子供を遊ばせてあげたい。
「でも、家庭用プールの水道代ってどれくらいかかるの?」と、誰もが考えるでしょう。
そこで、身近なお風呂を例にして、具体的な水道代金を計算してみましょう。
一般家庭にある普通の一人用のお風呂は、約200ℓの水量です。
約200ℓの水道代は、全国平均で約60円、お風呂1回分の水道代は約60円です。
例えば今回ご紹介した一番大きなプールの水量は約1,000ℓなので1,000÷200=5、お風呂5回分の水量です。
ここからプールの水道代を計算すると、お風呂1回60円×5回分=300円がプールの水道代です。
奥行き150cm未満のプールだと約500ℓの水量なので、プールの水道代は約150円と計算できます。
毎日毎回水を入れ替えてプール遊びをさせるとなると、1か月の合計水道代は高くなります。
でも、毎日毎日プール遊びばかり続けることもないし、プールの除菌剤を使えば水を清潔に保つことができて、同じ水が長く使えるので、「水道代が高くて無理!」ってことにはならないでしょう。
仮に家族4人でレジャープールに行けば、交通費、入場料、飲食代あわせて、もっと痛い出費になるのですから。
プールの除菌剤で水道代を節約できます!
家庭用プールで同じ水を次の日も使うと、プールの底や淵がヌルヌルしてきます。
おうちプールがヌルヌルするのは、プールの水に細菌や藻が繁殖するためです。
この細菌や藻の繁殖を防いで、おうちプールの水を清潔に保ってくれる除菌剤があります。
指示された用法を守れば小さなお子様にも安心のプール除菌剤です。
また、プール用のゴミ取りネット等を使ってプールのゴミをこまめに取り除く事も、プールの水質を保つうえで重要です。
除菌剤やゴミ取りネットで管理すれば、最長10日間くらいは確実に同じ水が使えるので、水道代を気にせずにおうちでプール遊びを楽しみましょう。
電動空気入れでプールを楽に膨らませる
ベランダ用のプールといっても、息を吹き込んで膨らませるには大変な労力と時間が必要です。
電動の空気入れで楽に短時間で家庭用プールを膨らませましょう。
自転車のタイヤやボール用などの空気入れは注入口が異なるので使えません。
電動空気入れを選ぶ際には、「空気抜き機能」があるものをお選びください。
プールの空気を抜くのは、空気を入れるのと同じくらい大変です。
そして、充電式を購入すれば、海や川でも空気を入れることが出来ます。
プールを長持ちさせる方法
プールの底が硬いと、膝をついたりするのが痛いですし、お子様が足を滑らせ転倒した際に硬い地面に体を打ち付けて、思わぬ大けがをする危険もあります。
家庭用プールの下にはクッションマットを敷くことをおすすめします。
ホームセンター等で安く売られている、キャンプ用でしっかりした厚みのあるクッション性の高いウレタンマットで代用できます。
プールを収納する前にはしっかりと乾燥させましょう。
空気を入れたまま乾燥させるほうが早く乾燥しますが、水を抜いただけで膨らんでいるプールは風に飛ばされる危険があります。
空気を抜いてぺしゃんこにしてから、日陰で物干し竿に吊るして乾燥させるのが無難です。
家庭用ビニールプールには補修用パッチが付属していることが多いですが、補修用パッチで空気漏れや水漏れを直すのは難しいです。
補修が上手く出来てなくてベランダが水浸しになってしまうこともあります。
空気漏れ、水漏れしたら寿命とあきらめて、新しいプールに買い替えましょう。
1シーズンで使えなくなるプールも多いようですが、今回ご紹介しているインテックスのプールは比較的丈夫で長持ちすると評判です。
サンシェードで目隠しや日よけを作るとさらに快適に
ベランダで誰にも気兼ねせずにプール遊びを楽しむためには、シェードで日差しを抑えたり、周囲から目隠しすることも検討しましょう。
屋根のあるベランダでも、1時間も遊べばかなり日焼けします。シェードと日焼け止めで無用な肌トラブルを防ぎましょう。
いずれのシェードも素材は丈夫で、数年間風雨にさらしたままでもほとんど痛むことなく使い続けることが出来ます。
完全遮光タイプではありませんが、日中に外からベランダの中が見える心配はありません。
お子様のプール遊びには十分な注意をお願いします
お子様はほんの少量の水でおぼれる危険性があります。
お子様が足を滑らせて転倒する危険性もあります。
滑らない靴を着用させ、転倒時のケガを軽くするクッションマットを併用しましょう。
どこのどんなプールでも言えることですが、お子様がプールを利用する時は、溺れたり怪我をしないよう、必ず大人の監視の下でご使用下さい。