エアキラー・EDGE540 70SuperAcro


私がエアキラーG202を苦労しながら飛ばしている時に、他のクラブ員がEDGE540を楽しそうに飛ばしているのを数回見ていて、ついに我慢できずに買ってしまいました。

最近話題のREDBULLエアレースで使用される機体がほとんどエッジ540であることも、私の高性能贔屓の性格に猛烈にアピールしたのですが…

エアキラー・EDGE540/70SuperAcro購入理由

G202を購入した当初は「この機体がコントロールできるようになったら、どんなアクロ機でも飛ばせる」と自分に言い聞かせて修行を続けるつもりでしたが、スケール機としてのスタント性能はすばらしい反面、スローアクロは私にとって非常に難しくアイレベルの高度では一切コントロール出来ません。

私はスローアクロとはアイレベル以下の高度で失速した機体を完全にコントロールすることだと思っていますし、それだけが今の私のRC飛行機に対するテーマです。

よってなかなか糸口の掴めないG202から“逃げ出して”、多くのフライヤーが“楽しそうに飛ばす”EDGE540、“実機でも証明された高性能な機体”に乗り換えた、というのが正直なところです。

キット製作について

製作はキットの製造元エアキラーがRCエアワールドの広告に書いていたとおり“超上級者向け”です。嘘偽りございません。

主翼のサーボ取付け位置は決められており、その部分にサーボベットもあらかじめ取り付けられています。フィルムをカットすればよいので、その部分は他のキットと同じです。

しかしエンコン、ラダー、エレベーターの各サーボは特に位置が決められておらず、いくつか入っている部材を使って自分の好みの位置、方法で取り付けます。

よって胴体にはサーボ取付け穴やラダーリンケージ用のワイヤー取出し穴は開いていませんし、タンク取り付け位置も用意されてはいないので、良く言えば製作者自身がどうにでも出来るのです。

このキットをいきなり渡されてパッパッと作れる人はそういないと思います。

メカ積みだけで完成するあまいキットだと思って購入すると戸惑うこと間違いなしです。

なんと言っても「男のARFキット超上級者向け」ですから。

搭載パーツについて(当クラブの場合)

使用するエンジンはほとんどのフライヤーがYS FZ63Sを使用しています。

稀に90クラスの4stエンジンを積んでいる機体を見かけますが、2600グラム以内で仕上げればYS FZ63Sで問題ないと思います。

燃料タンク

燃料タンクはテトラのクランクタンク260ccが圧倒的に多いのですが、これを使う場合はタンクの膨らんでいる部分が主翼と干渉しないように、取り付け位置を低くすることが必要です。

私はIMの240ccタンクが上記のタンクよりも低く短い為に重心付近に取り付けやすく、具合がよいと思って使用したのですが、「YSに使うとそのうち口先から漏れるぞ」指摘されて、泣く泣くクランクタンクに戻しました。

230ccでも8分タイマーなら間に合うと思うのですが、だれも試さず、またファンフライのように残量が簡単に確認できないために全員が260ccタンクです。

サーボ

使用サーボは多くの選択肢があるようです。

最強はS9402×4+小型高速デジタルサーボですが、なかなか皆が金持ちでもなく、なかにはS9001×5という方やS9405×4+小型アナログサーボという方など様々です。

ちなみに私の場合はラダーS9206、エレベーターS9402、エルロン小型デジタルサーボ(型番は都合で不明)エンコン小型デジタルサーボ(型番は都合で不明)です。

受信機サーボ駆動バッテリー

受信機サーボ駆動バッテリーは全員が6V、容量は700maほどでしょうか。

激しくパターンを刻んだりしなければS9001×5でも違和感は無いようですが、感じることは人それぞれ、“それでもいけてるで~“というだけですからご参考までに。

リンケージは私の場合、サーボ側はアクロホーン、ラダーはワイヤーリンケージ、他はダイレクトですが、カーボンパイプを被せるまでは必要ないかなと思います。

ラダーホーンはホクセイモデルなどから発売されている大型の両引き用のカーボンコントロールホーンが必要です。

飛行特性などフライトインプレッション

YS FZ63Sを搭載し主翼上部胴体カバー(キャノピー含む)肉抜き、スパッツ未装備で全備重量(燃料含まず)2450グラムの仕上がりでした。

重心位置はメーカー指定位置よりも後方10mmになってしまいました。出来れば指定位置に収めたかったのですが、前方は軽量化の余地はあっても後方は軽量化できる部分が少なく、無駄にウェイトを積むのも嫌なので上記位置で我慢することにしたのですが…

EDGE540を飛ばしたフィーリングはG202と全く反対、重心が後ろの影響もあり背面ニュートラルで降下しないことも影響し、ロールなどは軸が通しにくい、高速低空飛行はエレベーターが利きすぎて怖いですが、低速安定性は抜群、特に正面コブラの安定性はF-AIRと同等、あるいはそれ以上です。

つまり非常に浮きが良い、失速しにくいと言えます。

着陸も普通に釣って降ろそうとしても向かい風が強いときなどは、いつまでも浮いて着陸できません。特性が理解できると正面コブラのまま着陸させるほうがかなり簡単です。

トルクロールは簡単だがクセが強い

トルクロールは比較的簡単ですが、ちょっとクセがあります。

主翼が失速しにくい事が影響してか、無風だと特に問題はないのですが、風があるとなかなかトルクロールに入りません。

ほぼ垂直に向いているのに、主翼が生きている、といいましょうか、他の機体なら「ここまで立てたら入る」という域をこえても主翼が完全には失速しないので、慣れないうちは戸惑います。

あっさり風に流されだすと都合よくトルクロールに入るのですが、変に止めてしまうとスムーズに風に流しにくくなると私は感じました。それにどういうわけか風に流れている方が無風に比べてトルクロールが安定するようにも思えます。

他に感じた事は後ろ重心の為か、向かい風の背面コブラで機体が起きやすく、アップ舵を打って寝かせないと、すぐに前進が止まってしまいます。

また重心とは無関係と思われますが、背面側のフリップで予想以上に機体が落ち込み冷や汗をかきました。

後ろ重心が原因の飛ばしにくさ

以上のように重心が後ろであるために起因する現象が多いと思うのですが、エンコンサーボ、受信機、バッテリーをエンジンマウントのすぐ後ろまで持ってきても重心を指定位置にすることは難しく、スパッツを装着すれば多少改善すると思われるものの、着陸失敗したときに主翼を突き破られるのが怖く、また重量が増加する為になかなか踏ん切りがつきません。

エレベーターサーボを重心付近に持ってくれば一番効果があると思いますが、リンケージが長くなり重量増加は避けられない為、これも最良の方法ではないと思います。

あとはエンジンカウル内にバッテリやサーボを設置する事も考えていますが、これも…と、書きますが他の多くのフライヤーは私よりも重心が後ろにある方が多いにも関わらず、とっても機嫌よく飛ばしております。

私が少しウルサイだけなのです。

メインをスローアクロにもってくれば今の重心でも全く問題ないのですが、私としてはピーター・ベゼネイ氏が実機を操るように高速低空飛行も楽しみたい(メーカーは推奨していません)

またスポーツマン演技くらいはアクロ機でもビシっとやりたいという贅沢な要求があるために、ロールで背面を向いたときにはどうしてもダウン舵を打たして欲しいのです。

ラダーしか触らない、スティックをねじらないスローロールはとても違和感があるのです。

なんでも出来るカッコ良い高性能スケールアクロ機、そのベースとしてエアキラー・EDGE540/70SuperAcroはとても優れた機体です。

REDBULLエアレースの影響もあり、外国製のキットも最近増えてきましたが、現時点でこれ以上のEDGE540は入手出来ないとさえ感じています。

外観の改造など

エンジンカウル下側の出っ張りカット(実機準拠)


↑加工前の、エンジンカウル下側が出っぱっている状態

キットのエンジンカウルはエンジンを倒立で搭載することも選択できるように、下側にシリンダーヘッドをかわすためのでっぱりがあります。

しかし実機edge540にはカウルにでっぱりがなく、エンジンをサイドマウントした場合には、必要ないので思い切ってエンジンカウルをカットしてFRPで埋めました。

仕上げのゲルコートが無かったので代わりにエポキシパテで表面を成形しましたが、同じ白でも色が合わずなじんでいません。

が、見た目は大変カッコよくなり気に入っています。

今後塗装するかフィルムでデザインするか、あるいはステッカーで簡単にごまかすか検討中です。他にもチョコチョコっとさわっております。

主翼下部胴体窓加工(実機準拠)

これも実機を見ると操縦席の下あたりに大きな窓があります。

そこからパイロットが機体下側の景色を確認する為の窓のようですが、これを再現加工すればスケール感アップ&うまくいけば燃料タンクの位置なので残量確認も出来るか?と思いカスタマイズを行いました。

↑ノーマルの状態です

胴体部分のバルサを切り取って肉抜き加工したのですが、実機は透明な窓にも関わらず、手持ちにクリアーフィルムがなかったので、ラジコンショップの店長がくれたブルークリアフィルムの切れ端を不本意ながら貼り付けました。

案の定、燃料の残量は確認出来ませんでしたが、実機edge540を知っている人には伝わるスケール感の向上に、とっても自己満足したのでした

↑胴体窓加工後のエアキラーegde540

胴体から燃料パイプ、エア抜きパイプ取出し加工

エンジンカウル下から燃料パイプ、エア抜きパイプを垂らしていること、ついでにカウル内でパイプを3方に分け、逆止弁やフィルターを取り付けるとゴチャゴチャしてややこしいので、燃料タンク直後で分岐して胴体内にフューエルフィルターなどを配置、補給用パイプを胴体から取り出すようにしました。

燃料補給時はカウル下を覗き込む必要がなくなり、エンジンカウル内の配管もストレートに2本だけになったので、無駄に燃料チューブを取り回す必要がなくなり、燃料チューブ全長を短くすることも出来ました。

見た目にはカウル後方にアルミのプラグが2つ目立ってしまい、スケール感としては賛否両論あると思いますが、かなり機能的に良くなったので私は満足しています。

エンジンカウルなど外観をカスタムしたEDGE540

空物

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この記事を書いた人
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管理人の松居サダと申します。ユーザーフレンドリー企業認定協会(架空)に所属するステマレビュー判定員(自称)です。口が悪いようで実は心優しく、下ネタのようで奥深い人生論を話してたりする、ちょっとイイ奴です(^^♪

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