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加西ラジコン飛行場でのフライトレポート

空物ラジコン

兵庫県加西市に新設された、エアキラーの加西ラジコン飛行場にお邪魔しに行ったときの様子が残っていたので公開しておきます。

私たちにとって宝塚フライングフィールドは、大変思い入れのあるラジコン飛行場でしたが、残念ながら閉鎖されて、全てを一新したラジコン専用飛行場がオープン、初日から遊びにいってきた次第です。

加西ラジコン飛行場とは

加西ラジコン飛行場で飛ばした感想は、まず、宝塚フライングフィールドみたいに、どこに落としても大丈夫じゃない(爆)ってことでしょうか。

まあそれは宝塚フライングフィールド以外では当然なのですが。

そして、加西ラジコン飛行場は、超ながーい滑走路です!

進入コースさえあってれば、そのまま放っておけばいつか着陸できます。

宝塚フライングフィールドではラインがあっていても、ちょっと長く浮かれてしまうと、潔くやり直さないとダメでしたが、新飛行場ではそんなことは絶対にありえません!

ずーーーーーっと向こうまでいっても滑走路です。

他に私が一番良いと感じたのは、風が吹いていても乱れることなく一方向からなので、F-AIRがスゴク飛ばしやすいってことです。

宝塚フライングフィールドは風が弱くても谷からの吹き上げ、滑走路を流れる風などが混在して、ホバリングするにもかなり難しかったです。(当時はそれが普通だと思ってましたが)

加西ラジコン飛行場ならF-AIRがEPP機かと思うくらい自由自在に操れます。

ホクセイモデルの池田さんに「f-AIRめっちゃオモロいっすー!」と言ったら「本来そのように設計してるんやが何か?」と(笑)

私は「宝塚の飛行場で何十回と”こかして”練習したから、ここで簡単に出来るんや!」と、決して宝塚フライングフィールドの熱い日々を忘れる事はありません。

が、加西ラジコン飛行場は空域さえしっかり把握すれば、かなり飛ばしやすい飛行場だと思いました。

おまけにクラブハウスも靴を脱いでくつろげる豪華さです。

正直あっつい中に出ていくのが嫌になるほど快適です。

これからさらに設備が整っていくと、一体あそこは何がメインの施設なのか分からなくなりそうです。

で、オーナーの新熊さんは、以前から怪しいと思っていましたが、やっぱりスゴイ人です。

モデルビルダーとして”だけ”でなく、人間として私らと作りが違います。

あれだけの規模の施設を突然村に出現させ、オープン初日にはイロイロたくさんの人が次から次へと訪れ、しかしビックリするほど平然と今まで通りオモシロおかしくやっておられます。

なにかとウルサイ昨今、気むずかしいラジコン飛行場も多くなったと聞きますが、当然加西ラジコン飛行場にもキッチリとルールはありますが、オープン初日からぶっ飛ばしてる?新熊さんを見てると「空は自由じゃー!」と錯覚しそうになりました。

いままで宝塚は遠かった人も、もしもお近くなら、一度遊びにいってみませんか?デカいガソリン機が平然とバンバン飛んでるラジコン専用飛行場なんて、そうそう日本にありませんよ!

加西ラジコン飛行場でのフライトレポート

晴天に恵まれ、「スッゲー大混雑だろうな」と覚悟を決めて到着。

しかし予想に反してホクセイモデルの池田さんだけが準備中でした。

まあ私らもちょっとでも多く飛ばしたいが為に早くから行ってましたので、「このまま済むワケないやろ、昼前には足の踏み場も無いくらいに、そこらじゅうラジコン飛行機だらけやで~」などと言いつつも…。

加西ラジコン飛行場

いつまでたっても「今日は飛ばしたらアカン日ちゃうの?」ってなくらいに、ほぼ貸切状態でした。

平日の火曜日でさえ大勢のメンバーで賑わっているというのに、「俺らだけしか飛ばしに来ないってのは、俺らが家族サービスなんてクソくらえなダメな人間ってことか?」と、ちょっぴり心配になった連休初日となりました。

おかげで本日はゆっくり飛ばすことが出来て、ホクセイモデル池田さんにもイロイロとお話を伺うこともできて、さらにはメンバーの写真撮影もたっぷりできましたので、みなさんどうぞ見てやって下さい。

まずは組合長N氏が、「今日は誰もギャラリーがいてないから、イマイチやる気がでないが…」などと言いつつ…

ラジコン飛行機のエンジン始動

「正面コブラの極意を諸君に伝…」

ラジコン飛行機のコブラ飛行

私「もっと下げないと絵になりません」

N氏「これでもダメ?」

私「はい」

N氏「おっしゃー!おれも男じゃー!」

ガリっ!!

脱落した飛行機のラダー

まあ…コブラでラダーこすって吹っ飛ぶのはよくありますよね…

えっ!ないですか?

「なんともないので、このまましばらく飛ばします」と、さすが組合長N氏、ラダーがぶっ飛んでも余裕の帰還です。

ラダーが脱落したラジコン飛行機

続いては、今となってもETCが車に付いていない、と自慢する山ちゃん。

「cap232・70はここにしかETC本体がつかないです」

「へぇー、ピッって鳴るの?」

「いえ、それは無理です」

車にETCはついてないけど、背面コブラいくで~!と気合十分

ラジコン飛行機の背面コブラ

「吹き流し見てやー、ごっつい風にも負けへんで!」

ラジコン飛行機の背面コブラ

私「くそーETCもついてないのに背面コブラをキメやがって…」

山ちゃん「なんや?」

私「いえ、何も…」

なんて言いつつ

で、私は…というと、到着して一発目に舵を深く打ちすぎて失速、そのまま木に突撃、翼端を壊してしまいました。

あぁ、もう怖くて今日は無理やぁ~」という状況でしたが、ここでしっかりトドメを刺すつもりか、山ちゃんに「撮影したるから早く飛ばせ」と、まくられて…

ラジコン飛行機の背面コブラ

まあ…こんな感じのなんとも普通な…

さて、気を取り直して、ホクセイモデル池田大先生の登場です!

ホクセイモデル池田さんのフライト

ガソリン50ccのEDGE540、デカイ!こう見るとなんか構図が変なくらいデカい。

ホクセイモデル池田さんの背面コブラ飛行

パワーソースはDL50+キャニスターマフラー。

エンジンカウル外してもカッコよかったです(笑)

で、結果、N氏と私は機体の一部を壊し、それでもまあ、楽しい一日でしたが、山ちゃんは壊すこともなく絶好調!かと思いきや…神様はちゃーんと見ておられる!!

帰り支度をするために車を持ってくるといったきり、なかなか戻って来ないな、と思いきや!パンクしてたらしく、スペアタイヤに交換。

しっかり飛ばせてご機嫌な後にいきなり不幸に見舞われ凹んでいたので、お決まりのように「意外と簡単に直るで!」

と、笑いをこらえながら声をかけといたのは言うまでもありません。

まあ、それなりに楽しい1日を過ごしてまいりました。(壊した翼端を直す事を思うとスゴイ憂鬱ではありますが)

番外編

フライトの休憩中に空を見ていると見たことないラジコンヘリが!

ヘリコプター

実機でした(^^ゞ

ヘリコプター