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中国製SweetLFの安い髭剃りロータリーシェーバーを使った感想

家電

こんな状態のロータリーシェーバーを使ってた。

18年前に買ったフィリップスのロータリーシェーバーをだましだまし使ってきたが、ついに引退させることに。

18年間の使用で2つのロータリー刃がぶっ壊れ、残り1つのロータリー刃で頑張ってきたが、いよいよ剃り味も落ちてきて断腸の思いで電気シェーバーを買い換えることにした。

バッテリーがまだまだ使えるのであきらめきれなかったのだ。

とにかく安い電気シェーバーしか買いたくない

18年前にフィリップスの電気カミソリを買ったときの価格は、たしか2万円前後だった。

当時は中国製家電なんてガラクタばかりだったし、国産シェーバーは高価なだけですぐに刃がヘタったり、表面のメッシュ刃が欠けたりしてたので、値段は気にせず、信頼できる髭剃り、フィリップスの電気シェーバーを買った。

結果、ぶっ壊れつつも何も部品を交換することもなく18年間毎日毎日髭を剃り続けてくれた。

18年経っても髭剃りの超一流ブランドであるフィリップスへの信頼は揺るがず、大金持ちになれてたら今回もフィリップスの電気カミソリを買う予定だったが、今回はお金がないのであきらめた。

最近は国産よりもコスパに優れた中国製を選ぶ

「え~中国製品?」と思われるかもしれないが、最近の国産メーカーはどこも腐りきって、高価なくせに2年も使えば壊れるもの作りに励んでいる。

丈夫でしっかりしてて品質の高いものを作るのをやめ、保証期間が切れればきっちり壊れるものしか作らなくなった。

日本メーカーの顧客対応も非常に悪くなった。

そんなことをしているうちに、コスパに優れ顧客対応も異常なほど丁寧な中国メーカーが次々と現れている。

だから私は、身の回りの物全て、購入するときは、まずはコスパに優れた中国製品を探すようになり、今回シェーバーを買い換える際も安くて評判がよいコスパに優れる中国製を探した。

そしてamazonで見つけたのがSweetLFという中国メーカーの安い髭剃りロータリーシェーバーSWS7105だった。

すでに使っている人の評価も悪くないのも決めてになりました。

中国製の安い髭剃りロータリーシェーバーSweetLF_SWS7105

フィリップスと同じ自動研磨システムの刃で防水仕様のロータリーシェーバーが3,499円!

アマゾンプライムデー間近だったが、もともと安いしセール対象になるかも不明だったので待たずに注文した。

そしたら梱包テープがいつもと違ってプライムデー仕様だ。

7月15日16日のプライムデー告知の梱包テープ

パッケージは3000円台にふさわしい質素な感じ。

電気カミソリSWS7105のパッケージ

付属品はポーチと清掃ブラシと充電コードのみ(ACアダプター付属じゃない)

ACアダプターはスマホ充電用のがどこの家にもあるだろうし、何個もあっても邪魔なので、ACアダプターなんて付属しなくても安けりゃいい。

充電用ACアダプターは付属しないので注意

18年間3ローターのシェーバーを使い続けてきたので、今回も同じく3ローターの電気カミソリを選んだ。

3ローターの電気カミソリを使うとやめられない。

駆動系は今まで使っていたフィリップスの3ロータリーシェーバーと似ていて、防水効果もちゃんとしてそう。

18年前に購入したフィリップスの電気カミソリと遜色ない構造

モミアゲのきわ剃りに便利なポップアップ式トリマーもフィリップのシェーバーと同じく搭載されている。

中国製だからポップアップさせたら壊れた、なんてことはなく、構造上の不安は見当たらない。

3000円台なのにポップアップ式トリマー搭載がすごい。

電源ボタンを押すだけですぐに使える簡単操作で、バッテリー残量はLEDで表示される。

電源ボタン1つと充電レベルを示すLEDだけのシンプルな操作部

ここまでは18年前に買ったフィリップスの電気カミソリとほぼ遜色ない。

唯一の構造上の違いは、一つ一つのロータリー刃は角度が変わるが、3つのロータリー刃のベース部分の角度は固定されていること。

フィリップスは刃もベースもグニグニと3Dに動いて肌に密着するようになっていた。

さすがにこのあたり、価格差が出ているが、3Dじゃなくてもしっかり深剃りできるなら問題ない。

刃の角度は可変だがベース部分の角度は固定で動かない。

説明書は日本語で分かりやすく書かれているので心配無用です。

日本人相手に丁寧に商売しようとしている中国メーカーの姿勢がうかがえます。

説明書は日本語も用意されているので不安はない。

しっかり外観をチェックしてみたが、どこをみても3000円台のシェーバーだとは思えない仕上がり。

SweetLF_SWS7105の性能面もざっとご紹介

外観の様子は3000円台のシェーバーには見えない仕上がりなのはお分かりいただけたと思う。

次にSweetLF_SWS7105のシェーバーとしての性能も簡単にご紹介します。

1回の充電でかなりの期間使える

使ってから分かったことですが、とても重要なことなので先に言います。

購入後にすぐに満充電して以来2週間以上毎日髭剃りに使っていますが、いまだ充電残量は60%以上残っています。

このままだと1回の充電で1か月は使えそうです。

充電がなかなか減らないということは、使用時の負荷が少ないということ。

負荷が少ないということは、駆動抵抗が少なく、よって各部の摩耗が少なく長く使えるということ。

1回の充電で長く使えるというのは、とっても重要なポイントで製品の品質の良さが分かります。

自動研磨システム採用の刃

自動研磨システムはフィリップスの高級シェーバーが採用していたシステムです。

髭を剃る際に外刃のメッシュと内刃が接することで刃が研磨されるので、数年間は刃を交換せずに切れ味を維持してくれます。

私が18年間使っていたフィリップスのロータリーシェーバーは一度も刃を交換しなくても大丈夫でした。

国産の電気カミソリなどは、切れ味がすぐに衰え、替刃が異常に高価に設定されており、自動研磨システムの刃じゃないとランニングコストが高くなりますが、SweetLF_SWS7105ならそんな心配はありません。

自動研磨システム採用の刃

IPX7防水仕様

SweetLF_SWS7105はIPX7の防水仕様なので、シェービングフォームを使用した爽快なウエットシェービングも、お風呂で使うことも出来る電気シェーバーです。

IPX7の防水仕様でお手入れも簡単

防水なので、もちろん本体は水洗い可能で、お手入れも楽々です。

パススルー充電機能

安い機器のなかには充電中(充電コード接続中)は使用できないものもありますが、SweetLF_SWS7105は充電中でも髭剃りが出来るので、忙しい朝に充電がなくなっていても充電コードを挿すだけで髭剃りできます。

この機能をパススルー充電機能といいますが、3000円台のSweetLF_SWS7105がパススルー充電できることは驚きです。

まるで18年前のフィリップスのシェーバーと同じだ

このように性能面を見ていると私が18年前に買ったフィリップスのシェーバーとまるで同じ性能だということに気づきます。

当時2万円前後したフィリップスのシェーバーと同じものを3000円台で手に入れることが出来るようになったのです。

つまりフィリップスのパクりシェーバーだと言いたいわけです。

1年品質保証

中国製品でも保証がついているのは当然です。

SweetLF_SWS7105も購入日より1年以内、万が一商品に何か不具合が発生した場合、メールにて連絡すれば新品交換or返金してくれるとのこと。

問い合わせ先:supportJP@sweetlf.com

やれレシートが必要だとか販売店印が必要だとか、保証したくない雰囲気丸出しの国産メーカーとは雲泥の対応です。

中国製品は品質管理が多少は雑でその分コストは抑えて、もしも不良品だったら迅速に良品と交換するという合理的なスタイルです。

替刃も用意されています

SweetLF_SWS7105はもともとが安い電気シェーバーなので、剃り味が落ちれば使い捨てのようにも思いがちですが、ちゃんと替刃も用意されています。

SweetLF製品対応の替刃

替刃もコスパに優れる1300円ほどなので、ランニングコストを抑えて長く愛用できる髭剃りになりそうです。

SWS7105の剃り味を確認

届いた髭剃りSWS7105はほぼ満充電されていたので、さっそく剃り味を確認

髭を深剃りできるか?

肌がヒリヒリしないか?

この二つが電気カミソリに要求される重要なポイント

安いシェーバーSWS7105は深剃りできるか?

結果からいうと、安いシェーバーSWS7105はしっかりと深剃りできました!

今までフィリップスのロータリーシェーバーを18年間使っていたので余計に良く思えるという事をふまえても、あごも鼻の下もかなりツルツルに剃ってくれます。

私は硬い髭ですが5枚刃のT型カミソリと比べてもかなりツルツルに深剃りできます。

3000円台で買える安いシェーバーでここまでツルツルに深剃り出来るのか!と驚くレベルで、大げさなステマじゃなくて本当に優れた髭剃りです。

剃ったあと肌がヒリヒリしないか?

正直にいうとヒリヒリしました。

新品のシェーバーなのに、今まで使ってきた剃り味の落ちたシェーバーと同じようにゴリゴリと押し付けて剃ったせいかもしれません。

今までのシェーバーだと髭を剃る時に「ジョリジョリ」と音がして髭が切れている感じがしていました。

でもSWS7105だと切れ味が鋭いせいかジョリジョリという手ごたえがないので、剃れていないのかと思いゴリゴリやってしまいました。

18年間の髭剃りの癖をいったんリセットしないとダメですね。

いきなりゴリゴリやったせいで髭を剃ったあと肌がヒリヒリしましたが、次からはもっと力を抜いて髭を剃るようにします。

後日追記

翌日以降はゴリゴリと押し付けずに出来るだけソフトに使うようにした結果、異常なヒリヒリ感はなくなりました。

軽く円を描くように使うだけで、肌を傷めずにしっかりと深剃り出来ます。

髭を剃ったあとの顎や鼻の下をさわりながら、「中国メーカーもやるなあ」と感心する毎日です。

安いシェーバーSWS7105の使い方のコツ

どんなシェーバーもある程度は使い方のコツをつかむまでは、性能を十分に発揮させることができません。

クルクル回転させながら剃る

中国メーカーSweetLFのシェーバーSWS7105はロータリーシェーバーなので、髭を剃る時はシェーバーをくるくる回転させながら使います。

横や縦に直線的に動かすとロータリーシェーバーはうまく髭をとらえる事ができません。

ゴリゴリ押し付けない

私も初めに失敗しましたが、ゴリゴリと力を入れて剃ると肌を痛めてヒリヒリします。

SweetLFのシェーバーSWS7105は十分な深剃りが出来るので、軽くソフトに使うようにしましょう。

往復式とロータリー式のメリットとデメリット

電気シェーバーには、髭をキャッチするための金網があり、これを外刃といいます。

そして外刃の内側には髭を剃る役割の内刃があります。

電気シェーバー・電気カミソリには、外刃となる金網の形や内刃の動き方によって大きくは3タイプに分類されています。

往復式や回転式、そしてロータリー式という3タイプがありますが、ここでは市場で一般的に見かける往復式とロータリー式という2つのタイプの電気カミソリのメリットとデメリットをご紹介します。

往復式とロータリー式のメリット・デメリットを知ることで自分に合った電気カミソリを選ぶことが出来るでしょう。

往復式電気シェーバーとは

内刃が左右に往復して髭を剃る構造のものを往復式電気シェーバーと呼びます。

往復式の電気シェーバーは、最も一般的で、国内外のメーカーから数多くの種類が販売されています。

髭を剃るために電気シェーバーを購入する際に、どれを選んでいいか迷ったら、とりあえず往復式の電気カミソリを選べば無難だといえます。

[レビュー] MOOSOO往復式シェーバーG3は安くても素早く深剃り出来た!
中国製MOOSOOの往復式電気シェーバーG3はロータリーシェーバーに比べて短時間でもみあげや首も深剃り出来るので朝に髭を剃って夕方からのデートでも髭が目立ちません。往復式シェーバーは深剃りしようとすると肌荒れがひどくなると思い込んでいましたが、完全に誤解でした。

往復式電気シェーバーのメリット

往復式は素早く髭剃り出来る

往復式の一番のメリットは、外刃が横に長く一度に広い面積が剃れるので、短時間で髭剃り出来ることです。

往復式は深剃りしやすい

また、髭を根元から深剃りしやすいのも往復式シェーバーの特徴で、特に3枚刃以上の往復式電気カミソリは、素早く、深剃りできる製品が多いです。

往復式電気シェーバーは、その構造から外刃を薄く作ることが出来るため深剃りしやすいのです。

毎日忙しい朝に髭剃りをする人には、往復式の早く深剃りできる使い勝手の良さが魅力となります。

往復式は短い髭を剃りやすい

往復式は外刃に無数の小さい穴が設けられているのが特徴で、短い髭でもしっかりとキャッチして剃ることができます。

往復式の外刃には無数の小さい穴が設けられている。

剃り残しが少ない

往復式は刃と肌の接触面が小さいため、肌の凹凸に追従しやすく、剃り残しが少ないです。

往復式電気シェーバーのデメリット

肌に異常やデキモノがあるときは気をつけて

肌に異常があったり、デキモノがあったりするときは気を付けてください。

デキモノがシェーバーで切り取られてケガをする恐れがあります。

「え?目の細かいメッシュ刃なのに、デキモノが切り取られるの?」と思われるでしょう。

たしかにメッシュ刃は髭の太さの穴しかなくて、なんでも切ってしまうなんてことはありません。

しかし、実は真ん中の刃がハサミのようにデキモノを切ってしまうことがあるのです。

ギザギザの刃でデキモノを切ってしまう恐れがある。

往復式は外刃が壊れやすい

シェーバーをぶつけたり、落としたりすると外刃が簡単に割れてしまうことがあり、その状態で髭を剃ると大きなケガをする危険もあります。

往復式は刃が劣化しやすい

構造的な部分でいうと、内刃が外刃に直角に当たって往復するので、内刃、外刃ともに劣化が早く、定期的にメンテナンスを怠ると剃り味が落ちやすいというデメリットもあります。

往復式は長い髭が剃りにくい

長く伸びた髭を剃ろうとしても、構造的に外刃の穴に髭が入らないので、なかなか剃れないというデメリットもあります。

デリケートゾーンの剃毛には不向き

伸びた毛が剃りにくく、ギザギザの刃が表面にあるので、デリケートゾーンのお手入れには不向きです。

ジョリジョリうるさい

往復式シェーバーはジョリジョリという髭剃りの音が大きく、剃った髭が飛び散りやすく、女性に嫌がられるのもデメリットと言えるでしょう。

ロータリー式電気シェーバーとは

ロータリー式のシェーバーは往復式と構造が異なり、らせん状になった内刃を回転させ髭を引っ張って剃るという構造です。

金網の外刃でキャッチした髭を引きつけてからカットするので、切れ味が鋭くなります。

ロータリー式はらせん状になった内刃を回転させ髭を引っ張って剃る。

料理で包丁を使うことを想像してください。

真上から包丁を押して切るのが往復式、手前に引いて切るのがロータリー方です。

包丁を手前に引いて切る方が軽い力でスパっと切れますよね。

ロータリー式シェーバーのメリット

肌に優しい

髭だけを引いて切るため、往復式よりも肌への負担が少なく、肌がデリケートな人に向いています。

静かに髭剃りできる

内刃が左右にガチャガチャ動かず、スムーズに回転しているため振動音が少なく、またジョリジョリという耳障りな切断音が少ないです。

長く伸びた髭もスムーズに剃れる

髭の根本に外刃が入る構造なので、伸びた髭も剃ることが出来ます。

デリケートソーンの剃毛も出来る

肌への負担が少なく、伸びた毛も剃れるので、V.I.Oといったデリケートゾーンの剃毛にも使えます。

ただしメーカーは顔の髭剃り以外の用途は推奨しないので、デリケートゾーンを剃毛する場合は自己責任でお願いします。

刃が長持ちする

外刃、内刃ともに丈夫な構造のため、衝撃に強く壊れにくいです。

髭を剃る際に内刃が研磨されるものも多く、またメンテナンスもほとんど不要で、長年にわたり使える製品が多いです。

ロータリー式シェーバーのデメリット

押し付けすぎると肌が傷つく

軽く肌に当てるだけで髭が剃れるのがロータリー式の特徴ですが、肌に押し付けすぎると、肌が傷つくことがあります。

切断音が少ないので剃れていないと勘違いして、肌に強く押し付けすぎるとヒリヒリして大変です。

ロータリー式シェーバーの使い始めは力加減に気をつける必要があります。

肌が凸凹になっている部分は剃りにくい

ロータリー式は刃と肌の接触面が大きいので肌の凹凸に追従しにくく、上下に動かしているだけではきれいに剃れません。

髭を剃り残さず深剃りするにはシェーバーをクルクル回転させ、何度も刃を当てて、ゆっくり動かすのがコツですが、往復式よりも髭剃りに時間がかかります。

何を重視するかで電気シェーバーを選びましょう

往復式は剃り残しが少なく簡単に深剃り出来るが、肌への負担が大きく、刃の耐久性が低い。

ロータリー式は肌への負担が少なく、刃が丈夫で長持ちするが、剃り残さず深剃りするにはコツがいる。

どちらのタイプの電気カミソリもメリット・デメリットはあるので、自分はどの部分を重視するのか考えて選ぶようにすると良いでしょう。

中国製SweetLFの安いロータリー式シェーバーまとめ

今回購入した中国製のSweetLFのシェーバーSWS7105

3000円台で安すぎて怖くもありましたが、使い勝手も良く、深剃りも出来て、想像以上のコスパでした。

「そんな安い髭剃り使えないんじゃね?」

っていう想像を軽く超える性能で、安くてもバッチリ使えるシェーバーをお探しなら、買って損はしません。

替刃も用意され、安いのに使い捨てみたいな粗末な物じゃなくて、中国メーカーが本気出してフィリップスからパクったシェーバーです。

もしも、私よりももう少しお金持ちのあなたなら、フィリップスの廉価版5000円台の3ロータリーシェーバーあたりが選択肢に入ってくるでしょう。

が、評価を見ると「深剃りできない」「フィリップスの高級機とは全く違う低性能」「肌荒れがひどい」といった不満の書き込みも多いので、有名ブランドの中途半端な安いロータリーシェーバーを買うくらいなら、SweetLFのシェーバーSWS7105をおすすめします。