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[実験]安い大風量ドライヤーは本当に風が強い?髪が早く乾く?

家電

夏になり蒸し暑くなるとお風呂上りに髪の毛をドライヤーで乾かすのも一苦労です。

風が強いドライヤーがあれば髪を乾かすのも短時間で簡単に済ますことが出来ますが、ネットを見ても電気屋を見ても「本当に大風量なのか怪しいドライヤー」が多い。

ヘアドライヤーの商品説明ページには、お決まりのように”大風量”と書かれていて、「風は普通です!」って潔い説明は見たことないですよね。

私のような一般庶民の感覚では2万円以上で「サロン並みの大風量」とうたうヘアドライヤーは、きっと風が強いだろうと思う。

でもドライヤーに2万円なんて出せないしねぇ…

そこで!ネットで3000円くらいで売ってる大風量ドライヤーはどれほど風が強いのか?を実際に実験してみました。

  • 安いドライヤーだけど本当に風が強いのか?
  • 安いドライヤーの使い勝手は良いのか?
  • 無名メーカーの中華製ドライヤーを買っても大丈夫か?
  • 安いドライヤーで髪が痛まないのか?

今回は、3000円くらいで売っている安い中華製の大風量ドライヤーに対するあなたの疑問にお答えいたします。

さっそく風の強さ実験の結果をご覧ください

どのような実験方法が皆さんに分かりやすいか考えた結果、大きめのバスタオルにヘアドライヤー当てた様子の違いをご覧いただきます。

テストに使った従来品は数年前に購入した国産有名メーカーの「風が強いタイプのヘアドライヤー」です。

左は最新の大風量ドライヤーで右は旧型の大風量ドライヤー

どちらも、もっとも風が強い設定でバスタオルに向かって風を吹き出してみた結果…

3000円クラスの安いヘアドライヤーの圧勝でした

バスタオルの様子を見ればどちらが風が強いのか一目瞭然でしょう。「安いドライヤーは風が弱いはず」という認識を覆されました。

3000円台の安い中華製ヘアドライヤーは、本当に大風量で風が強いドライヤーだということが分かったので、皆様に熱くご紹介いたします。

風量実験に使ったヘアドライヤーF350のご紹介

私が実際に購入したのはLightYouというメーカーのヘアドライヤー(F350)です。

このように、商品タイトルにもしっかりと「大風量」がアピールされていますね。

私も同じ感覚だったので、中華製の安い3000円台のドライヤーの中でも、もっとも評価件数が多く、そして高評価の多いメーカーのドライヤーを選びました。

モーターは日本製の高効率DCモーターを採用している(らしい)

これでダメなら、「安いドライヤーで風が強いものはない!」、と言い切れるだろうと考えました。

最近よく見かける形のドライヤーです。

実はアマゾンや楽天には、ハンマーの様な同じデザインで同じ価格帯のドライヤーが違うメーカー名で売られています。

ブランド名は異なるが同じF350の大風量ドライヤー

スペックを見比べてもほぼ同じで、モデル名も同じくF350なので、F350という製品を違うメーカーで取り扱っているだけだと思います。

が、とにかく評価件数が多い(買った人が多い)LightYouのヘアドライヤーF350を選びました。

風を作る本体部分は筒状で短い印象
ちなみにこちら側から吸気します。
従来のヘアドライヤーに比べるとややコンパクトかな?

風の吹き出し口を見比べると、大風量ドライヤーのほうが意外に小さいことが分かります。

従来のドライヤーの方が吹き出し口が大きい

風の吹き出し口が小さいために、より強い風を髪の奥まで一気に送り込み素早く髪を乾かす事が出来るのでしょう。

本体の大きさは、従来品と比べて大きな差はありませんが、今回購入したドライヤーのほうがズッシリと重いです。

従来から使っていたドライヤーは約380g
購入した大風量ドライヤーは約480g

約100gの差がありますが、使ってみると重量バランスが良いためか、これまでのドライヤーに比べて重くて使いにくいとは感じませんでした。

3種類のノズルが付属している。

購入した大風量ドライヤーには3種類のノズルが付属します。

丸い大きなノズルを使うと広範囲に緩やかな風を出します。他の2つのノズルは狭い範囲を髪の奥まで乾かす用です。

3種類の専用ノズルの使い道

丸い大きなノズルは使い道がないかもですが、平べったいノズルは、なかなか良い感じです。

当然ですが、ノズルをセットしなくても使えるので、お好みでセットしてください。

ノズルを装着しなくても使えます。

大風量ドライヤーで髪を乾かすのが楽になった!

これまでは入浴後にヘアドライヤーで髪を乾かすのに15分はかかっていました。

それが、風の強い大風量ドライヤーに代えると8分ほどでほぼ乾いて、10分ほどで完全に乾かしてくれます。

重量約500gとやや重いドライヤーですが、短時間で髪が乾くので、重くて使いにくいと感じるヒマがないです。

実際に使ってもらえば、本当に短時間で髪が乾くことを体験してもらえるのですが、「短時間で一気に髪を乾かすと、熱や風で髪が痛むんじゃない?」って心配する人もいるでしょう。

でも大丈夫です!まったく髪は傷みません!

今回購入した大風量ドライヤーF350hは、風の温度が低い(57℃)低温ドライヤーです。

設定温度の違い
従来のドライヤーの吹き出し温度は100℃前後とかなり高温ですが、今回ご紹介している大風量ドライヤーF350の吹き出し温度は57℃に設定されています。

従来のドライヤーは高温の熱風で髪を乾かしていました。風の量は少ないですが、その分、風の温度が高温、乾かす髪も高温になっていました。

3000円代の安い中華製の大風量ドライヤーは、風が強くて風の温度が57℃と低めのドライヤーで、髪を早く乾かしてくれる。

つまり、風が強くて温度が低いドライヤーを使うと、ドライヤーの熱風で髪が傷みにくいということです。

予想外に髪につやが出て髪がキレイになって驚いた!

3000円クラスの安い大風量ドライヤーでは、髪を乾かす時間が早くなりました。今までの半分の時間で髪を乾かすことが出来て感動しました。

「3000円ほどのドライヤーで十分やん」って思いつつ、乾いた髪を見て「えっ?」ってなりました。

ドライヤーした髪がいつもよりキラキラと輝いてツヤが出てるんです!

最近は、安いドライヤーでもマイナスイオンで髪をきれいにする機能はついていますし、従来のドライヤーにも当たり前にマイナスイオンを放出する機能はありました。

なので、今回購入した大風量ドライヤーを使ったら、乾かした髪がツヤツヤになったのは、大風量で低めの温度(57℃)で素早く髪を乾かしたからだと思います。

 

濡れている髪は60℃以上の熱風にさらされると、たんぱく質が固まり、髪がゴワゴワになり傷みやすくなるといわれています。

経験上の持論

風が強く温度が60℃以下のドライヤーを使うと間違いなく髪に艶が出て、髪が柔らくなり髪がまとまります。この効果はどんなシャンプートリートメントを使うよりもはっきりと分かります。

風が弱くて高温の熱風を吹き出すドライヤーを使っている時は、はやく髪を乾かしたいので、ドライヤーを髪に近づけて髪を高温にし、髪を乾かす指も熱くて大変でした。

髪を高温で乾かすことがいかに髪を傷めつけているかよく分かりましたし、どんな高価なシャンプートリートメントを使っても、髪を乾かすために高熱で髪を痛めていては無意味だと知りました。

「髪の毛を乾かすのが面倒だから風が強い大風量のドライヤーがほしい」。

これが風の強いドライヤーを検討する第一の理由だと思います。

髪をきれいにキラキラにしたいから風の強いドライヤーを買いたい、と考える人は少ないと思いますが、大風量で温度低めのドライヤーには髪を美しくする効果がありました。

上位バージョンのF550もおすすめ

今回ご紹介しているF350には上位バージョンでF550という爆風ドライヤーもラインナップされています。

爆風ドライヤーF550

F350との違いは本体が折りたためてコンパクトに収納出来ることや、F350よりも風が強くマイナスイオンの放出量が多いことです。57℃の低温設定は同じです。

折りたためて収納や持ち運びが簡単です。

このF550も4000円台で買えて、購入者の評価も高く、コスパは抜群のおすすめの爆風ヘアドライヤーです。

安い中国製の大風量ドライヤーは使える

大風量とうたいつつ、3000円程度の安いドライヤーが、実際にはどれほど風が強いのか興味を持って実験してみました。

結果、本当に大風量で風が強く、髪を乾かす時間が短縮できることが分かりました。

安くても本当に風が強いドライヤーはあった!

髪を乾かす時間が短縮できるだけでなく、乾かした髪がツヤツヤして美しくなる事も分かりました。

3000円代の安い中国製ドライヤーも進化しています。

今、あなたが数年前に買った有名メーカーの「風が強い」ドライヤーを使っているなら、買い替えの時には私がご紹介しているドライヤーも候補に入れてください。

顔に向けて吹き出すと、ジェットコースターに乗ってるように口が開いて凄い顔になることはありませんが、きっと価格に見合った性能に満足してもらえると思います。