職場でスーツの上着脱いで電熱ベスト姿で仕事してると女性社員さんから声をかけられました。
「あら、○○さん、そのベスト、スマートでいいわね!」
「うちの主人も似たような電熱ベストをスーツの中に着てるんだけど、ゴワついて着ぶくれしてダルマみたいになってるのよ」
「○○さんの電熱ベストなら薄くてスーツの中に着てもスマートでいいわね」
「その薄い電熱ベストはどこで買ったの?」
と、いうことで、スーツの中に着れる薄い電熱ベスト、着ぶくれしない電熱ベストに需要があることを思いがけず教えてもらったので、実際に着用している私が選んだ薄い電熱ベストを3つご紹介します。
薄い電熱ベストはビジネスシーンだけでなく、真冬にも必ずバイクに乗る業務系ライダーの防寒対策としても記事後半でオススメしています。
電熱ベストは多くのショップが扱っており、競争が激しく、アマゾンではサクラによる偽評価が横行しているジャンルなので、高評価に騙されることなく、私が吟味した薄い電熱ベストを参考にお選びください。
スーツの中に着れる薄い電熱ベスト3選
選ぶにあたって実際に電熱ベストを使っている私が重視したポイントは次の4点です。
- 薄くてスーツの中に着ても着ぶくれしないこと
- ビジネスマンの装いとしてスタイリッシュであること
- 電熱を使わなくても暖かいこと
- 4000円以下でなるべく安いこと
これら4つのポイントをクリアしていると思われる薄い電熱ベストをご紹介します。
1.Arecom 電熱ベスト
3000円台で買える数少ない電熱ベスト。基本的なポイントはすべて押さえられているので、気軽に買える電熱ベストです。
- 前面背面のヒーターを別々に操作可能
- 3000円台で買えてコスパ良し
2.Oumly電熱ベスト
装備されている電熱ヒーターが8つもあるので、とにかく暖めたいならこの電熱ベストです。
- 他にはない8ヒーター内蔵
スーツの中に着れる薄い電熱ベストに必要なポイント
スーツの中に着れる薄い電熱ベストに必要なポイント4つを詳しくご説明します。
1.生地の薄さ
電熱ベストは大きく分けると襟付きと襟無しがあります。
襟無しの電熱ベストには、ダウンジャケットのようにモコモコした厚みのあるタイプと、表面はツルっとして裏面は起毛処理された薄いタイプがあります。
スーツの中に着れる薄い電熱ベストとは、襟無しで表面はツルっとして裏面は起毛処理された薄いタイプが適しています。
2.スタイリッシュであること
スーツの中に合わせても違和感なく、オフィスでスーツの上着を脱いでもスタイリッシュなデザインの電熱ベストを選びましょう。
商品ページの画像だけでは正確に判断できませんし、おなじ商品でもデザインがいつのまにか変更されることもあるので、どの電熱ベストがスタイリッシュなのか責任もってオススメすることは出来ません。
が、私が今まで購入した経験をもとに、スタイリッシュであろう薄い電熱ベストを選んでみました。
3.基本的な防寒性能が高いこと
モバイルバッテリー接続して電熱をONにすれば暖かくなるのは当然です。
だけど防寒ベストとして電熱を使わなくても暖かいことが重要です。
そのためには裏生地は起毛処理され、表生地は風を通さないベストを選びましょう。
基本的な防寒性能が高い電熱ベストはモバイルバッテリーつないでなくても熱を逃がしにくいため、暖房が効いている場所にいると暑いくらいで蒸れることもありますが、その時は脱げばよいだけ。
風通しのよい涼しい電熱ベストなんて、わざわざ買わないですよね。
4.安価であること
最近は電熱ベスト+モバイルバッテリー+充電器というフルセットで8000円~1万円ほどで売られている場合があります。
このフルセット価格はかなり割高です。
電熱ベストの相場は2000~4000円ほど、モバイルバッテリー10000maの相場は1000~2000円、充電器は使ってないアダプターが家に転がっている。
つまり5000円あれば電熱ベストと信頼背の高いモバイルバッテリーが買えるので、耐久性不明のモバイルバッテリーがセットになった電熱ベストを8000円以上も出して購入するのはオススメしません。
また薄い電熱ベスト単体で4000円以上するのも割高で、電熱ベストはデザインが多少違っても中の電熱ユニットは同じものを使っている場合が多く、よって中心価格帯3000円台を超える薄い電熱ベストはコスパ悪く、避けたほうが無難です。
電熱ベストに使いやすいモバイルバッテリーとは
電熱ベスト用のモバイルバッテリーは10000maの容量があれば十分です。
一般的には10000maのバッテリーだと一番高い設定温度でも3-5時間ほど使えます。
大きいモバイルバッテリーはベストに装着できない場合があるし、重いモバイルバッテリーを装着すると肩がこるし疲れる。
多くの電熱ベストはポケットにモバイルバッテリーを入れてコードを接続する仕組みです。
大きいモバイルバッテリーはベストのポケットに入らない、あるいは入ってもポケットから飛び出してカッコ悪いです。
不必要に大容量のモバイルバッテリーを使うと重くて肩コリするし、バッテリーが邪魔で動きにくくて、何をするにも疲れます。
電熱ベストに使うモバイルバッテリーは10000ma前後の容量でコンパクトで軽くて、耐久性に優れる評価の高いものを選びましょう。
私が電熱ベスト用にオススメするモバイルバッテリーは、92×80×23mm/245gの大きさで多くの電熱ベストのポケットに収まる13400mAhの容量のものです。
5年以上も前からいまだにトラブルなく使えている信頼できるモバイルバッテリーです。
薄い電熱ベストの正しい着用方法
薄い電熱ベストはアウターではなくインナーに近い着用になります。
そもそも電熱ベストをアウターとして着ても電熱の暖かさは肌まで伝わりません。
オフィスワークで電熱ベストを着るなら、ワイシャツの上に着用しましょう。
氷点下になる真冬だとワイシャツの上にカーディガンを着て、そのうえにスーツの上着を着る人も多いと思います。
その場合でも電熱ベストをワイシャツの上に着てからカーディガンを着るほうが電熱ベストの暖房効果を得やすいです。
電熱ベストはなるべく肌に近い位置で着用するようにしましょう。
電熱ベストの暖房作用は貼るカイロと同じです。
貼るカイロは肌着の上に貼りますよね?
電熱ベストも肌着の上に着るのがもっとも効果があるのです。
そのためにはこの記事でご紹介している、薄い電熱ベストが重宝するはずです。
薄い電熱ベストは用途が広く真冬の防寒対策に最適
薄い電熱ベストはスーツの中にスマートに着用できるだけなく、多くのシーンでも活躍します。
例えば真冬にもバイクに乗るライダーなら、肌着に近いところで薄い電熱ベストを着て、さらにいつもの防寒ウェアをアウターに着ると、氷点下でもとても暖かく快適な運転が出来ます。
実際に私は薄い電熱ベストを防寒ウェアの中に着て真冬でもバイクに乗っていますが、体は冷えることなくとても快適です。
電熱ベストの暖房効果は貼るカイロと同じなので、肌着の上に着ることを想定して薄い電熱ベストもご検討してみてはいかがでしょうか。
これからさらに寒さが厳しくなります。快適な防寒対策で風邪などひかず、この冬も元気に乗り切りましょう。