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実際に購入して分かった!寒さ対策に電熱ベストを選ぶポイント

家電

電熱ベストは2018年から見かけるようになりましたが、2019年以降様々な中国メーカーからたくさんの電熱ベストが売り出されるようになりました。

寒さ対策の防寒グッズとして電熱ベストを購入すべきか迷っている人も多いでしょう。

そういう私はすでに電熱ベストを愛用しています。

冬の通勤、仕事、そしてアウトドアやバイクに乗る時にも電熱ベストを使っています。

とにかく暖かくて快適で、電熱ベストを1度使うと手放せなくなります。

あなたも迷わず一日も早く電熱ベストを買うべきです。

他のどんな防寒アイテムよりもこの冬の寒さ対策のマストアイテム、それが電熱ベストです。

電熱ベスト選ぶときのポイント

Amazonなどにはたくさんの種類の電熱ベストが売られています。

電熱ベストがとても暖かくて便利だとしても、一体どの電熱ベストを選べば良いか悩むと思います。

ほとんどの電熱ベストは中国メーカー製で、どれも似たようなものに見える事も、電熱ベスト選びに悩む一因かもしれません。

スペックだけを比較してオススメされても、実はスペックなんて防寒性能に大した影響がなかったりします。

電熱ベスト選びに悩む皆様に、私が電熱ベストを購入し、実際に使ってみた経験をもとに、電熱ベスト選びのポイントをご説明していきます。

長々と説明を読みたくないあなたにオススメは?

ウザいウンチクはもういいから、ずばりオススメの電熱ベストを教えろっていう合理的なあなたには、私が購入して大満足している電熱ベストをご紹介しましょう。

電熱ベストにはバッテリーは付属していないので別途用意してください。

はじめにおことわりしておきますが、私の電熱ベストの主な用途は通勤(電車利用)です。

私の住まいは近畿地方ですが、11月末現在、「肌着+ワイシャツ+電熱ベスト+スーツ上着」だけで早朝より出勤し、夜遅くに帰宅しています。

電熱ベストを使っていなかった11月中旬頃までは、ワイシャツの上にニットのベストを着て、スーツの上着の上にジャンパーを着て通勤していました。

その頃より寒くなった現在、「肌着+ワイシャツ+電熱ベスト+スーツ上着」という軽装で通勤しているのです。

スーツの下に電熱ベスト着てもカッコ悪くないの?

私が購入した電熱ベストはデザインが良く、スーツにとてもマッチしており、職場でスーツの上着を脱いで仕事していても違和感がありません。

フロントはファスナー式ですが、ネクタイを出しているとほとんどファスナーも見えないので、全然違和感がありません。

スーツの下に電熱ベストを着ても違和感がない。

気になるであろうスイッチもワンポイントのアクセントくらいにしか見えない控えめなものなので、客を相手する仕事でも十分対応できる電熱ベストです。

スイッチは目立たないので気にならない。

スーツ着て仕事している人には、問答無用で超絶オススメの電熱ベストです。

電熱ベストを選ぶ際の重要ポイントは?

では本題に入りましょう。

電熱ベストの使い道は人それぞれ、私のようにスーツの下に着て通勤の寒さ対策に使いたい人もいれば、野外作業の防寒対策やバイクの防寒対策などに電熱ベストを検討している人もいるでしょう。

様々な利用シーンを想定しながら電熱ベスト選びをアドバイスしていきます。

モバイルバッテリーを入れるポケットの大きさは要確認

電熱ベストはモバイルバッテリー(5V2.1A)を使って電熱ヒーターを加熱します。

モバイルバッテリーの容量の大きさで連続使用時間も変わるので、なるべく大きなモバイルバッテリーを収めることが出来るポケットであるか?は、要確認事項です。

大きめのモバイルバッテリーでも入れられるポケットか?

大きいモバイルバッテリーは連続使用時間は伸びても重さが気になりますし、小さいモバイルバッテリーは軽いですが連続使用時間は短くなります。

一般的には10000maのバッテリーだと一番高い設定温度で3-5時間ほど使えます。

メリットデメリットを考えて、あなたが使うつもりのモバイルバッテリーを選び、選んだモバイルバッテリーがベストのポケットに入るのか?を確認しておきましょう。

購入者の評価を見ると「〇〇くらいの大きさのバッテリーしか入らない」という書き込みもあるので、参考にして電熱ベストを選びましょう。

ちなみに私が電熱ベストに使っているモバイルバッテリーは、92×80×23mm/245gの大きさで13400mAhの容量のものです。

このサイズのモバイルバッテリーならポケットから飛び出すこともなくスッポリと収まる電熱ベストは多いと思います。

電熱ベストに20000ma以上の大容量モバイルバッテリーは不要です。重たすぎて使い物になりません。

電熱ベストは大きめを選ぶのは間違い

「電熱ベストは冬の厚着の上に着るから大き目を選ぶ」というのは間違いです。

電熱ベストはなるべく肌に近いところに着ることで本来の防寒性能を発揮します。

重ね着した上から電熱ベストを着ても遠赤外線が肌まで届きにくく、厳寒時には電熱効果はほとんど分かりません。

なるべく肌に近いところに電熱ベストを着て、そのうえに重ね着をするのが効果的な使い方です。

そうすると大き目でダブついた電熱ベストは着づらいのです。

肌着の次に電熱ベストを着るのが一番暖かい。

私はバイクに乗る時にも電熱ベストを着用していて、肌着の次に電熱ベストを着て、その上にトレーナー、ジャンパーを着ています。

メーカーによってサイズ感はまちまちなので、「何センチ何キロの体型ならこのサイズ」と決まったものはありませんが、購入者の評価などを参考にして、大き目にならないサイズを選びましょう。

襟付きと襟なしの違いを考える

仕事でスーツの下に電熱ベストを着ることが多いなら、襟なし開襟の電熱ベスト一択です。

スーツの下に電熱ベストを着用する機会がない人なら、襟付きで首までジップアップ出来るダウンベストタイプの電熱ベストを選んでも良いでしょう。

襟付きの電熱ベストを選ぶなら、首の部分にもヒーターが取り付けてある電熱ベスト選ぶのが賢い選択です。

ご紹介しているIFSONGの襟付き電熱ベストも実際に私が使っています。

襟のヒーターにより首が温められるので、襟なしベストよりも上半身全体の暖かさを体感できます。

また、前面と背面のヒーターを個別に温度調整出来るメリットもあります。

IFSONG電熱ベストは緻密な温度調整が可能

ただし襟付きの電熱ベストは肌着の次に着ると、その上に重ね着しにくくなる場合もあることを考慮しておいてください。

IFSONG襟付き電熱ベスト

襟付き電熱ベストはアウターとして着るものなので、サイズは自分の感覚より1-2サイズ大きいものを選びましょう。

襟付き電熱ベストは一見するともっとも暖かく思えますが、実は襟なし開襟ベストの方がどんなシーンでも使いやすいということも理解しておいてください。

電熱ベストのデザインは気にしすぎない

電熱ベストはアウターとして使うものではないので、気に入ったデザインの電熱ベストを一生懸命に探すというのは無駄な作業です。

電熱ベストは服ではなく防寒グッズで、アウターではなくインナーに近いところに着用してこそ防寒効果を発揮してくれます。

バッテリーなしでも暖かい電熱ベストを探す

私の使っている電熱ベストは表面は風を通しにくく裏起毛でとても暖かく、バッテリーを接続していなくても十分に防寒着としての役割を担ってくれています。

表面は風を通しにくく裏は起毛で暖かい。

今まで着ていたニットのベストなんて比較にならないほど、バッテリーレスの電熱ベストの方が暖かいです。

電熱ベストはバッテリーをつないで電熱ヒーターを加熱したときの暖かさはどれも似たようなもんですが、バッテリーレスでの防寒性能には違いがあります。

電熱ベストを選ぶときは、表面や内側の作りが防寒着として優れているかどうかをポイントにしましょう。

電熱ヒーターの数は気にしなくても良い

電熱ベストの原理は、電熱線により遠赤外線を発生して体を暖めてくれます。

電熱線がひと塊になっているのをヒーターと表記して、そのヒーターの数が3つだったり5つだったりで差別化を図っています。

では、3つのヒーターより5つのヒーターがある電熱ベストのほうが優れているでしょうか?

答えは「そうとは限らない」です。

大きなヒーターが3つある電熱ベストと、小さなヒーターが5つのベストでは、実は体感する暖かさは同じかもしれません。

Amazonなどで電熱ベストの商品ページを見ると、ヒーターの配置イメージ画像が掲載されています。

しかし、本当にその通りの大きさでその通りの位置にヒーターが配置されているか?は、実物を手にするまでは分かりません。

重要なのはヒーターの数ではなく、バッテリーレスの状態でも防寒着として優れているか?が電熱ベストに求められる本質的な性能だということを忘れずに、電熱ベストを選んでくださいね。

多様な温度調整機能は必要ない

ほとんどの電熱ベストは3段階の温度調整機能を売りにしていますが、なかには前面と背面のヒーターが別々に操作出来る電熱ベストもありますが、この機能は実際には大きなメリットとはなりません。

寒い時は常に全面のヒーターを使わないと体は温まりません。

ヒーターのスイッチが別々に設けられていると、前面ON、背面ONと、2回操作する必要があり、煩雑に思う人も少なくないでしょう。

強烈な寒さの中でも着用すれば暑すぎて困る、ような電熱ベストはなく、逆にもっと暖かくなってくれないか?と思うばかりですから、電熱ベストの細かい温度管理は必要ないのです。

何度も言いますが、

電熱ベストはバッテリーレスでも暖かいものを選ぶ

ことが重要ポイントなのです。

電熱ベスト選びのポイントまとめ

電熱ベストを選ぶ際に何を重視すれば良いか?お分かりいただけたでしょうか。

毎日新しい電熱ベストが登場するほど、今年の冬は電熱ベストが大流行の兆しですが、暖かそうなイメージ画像や、本質的な要件ではないポイントをアピールしている商品説明に惑わされることなく、あなたに最も役に立つ電熱ベストをお選びください。

私はとても気に入った電熱ベストが見つかったので、寒い冬でも外で畑仕事をしている父親にもプレゼントしましたが、父親も「厚着をしなくても暖かくて動きやすくなって助かる」と喜んでいます。

老若男女問わず、2021年の冬の寒さ対策は電熱ベストがオススメです。

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