PR

トナーとは?海外のスキンケアで一般的なトナーの使い方や選び方をご紹介

美容・健康

SNSのおかげで海外で話題の化粧品やコスメの情報に触れる機会も増えました。

そして海外のコスメが手軽に購入出来るようにもなりました。

そんななか、気になるのは海外のスキンケア情報でよく見かけるトナーという存在です。

日本ではプリンターやコピー機のトナー以外には美容関係でトナーなんて言葉は一般的には使われていませんでした。

国内で販売されているメーカーのスキンケアセットにもトナーというものは入っていません。

トナーとはなんでしょう?

トナーとは、洗顔後の化粧水の前に使うスキンケア用材のことで、日本では拭き取り化粧水ともいわれます。

トナーには肌の古い角質や毛穴に残った汚れや余分な油分をきれいに取り除く効果があります。

ただし、一口にトナーといっても、トナーには様々な特徴を持たせている場合も多いです。

  • 角質を除去する効果の高いトナー
  • 毛穴の汚れを取り除く効果の高いトナー
  • 引き締め効果の高いトナー

など、トナーによって効果が違うこともあります。

しかし、トナーはスキンケアの1番最初に使うもの、肌を整えるための目的で使うものです。

以前のトナーには肌の脂分を除去するためにアルコールが含有されていました。

しかし最近ではアルコールを含まず、代わりにアンチエイジング成分などを含むアルコールフリーのトナーが多くなってきました。

トナーを選ぶときには、アルコールフリーと明記されているものを選びましょう。

日本では、洗顔料にトナーと同じ効果を持たせて、スキンケアセットの中に洗顔料を含めている場合もあります。

「まずはじめにトナー」が基本の海外スキンケア

日本では、基本的にはスキンケアというと、洗顔後に化粧水、乳液、美容液、美容クリームなどを順番にセットで使います。

ところが海外の一般的なスキンケアは、私たち日本人が当たり前のように行っている、「まずはじめに化粧水」とは異なるのです。

海外では、まずはじめにトナーが一般的です。

海外のスキンケアの手順

  1. いつも通り洗顔する
  2. トナーで皮膚をきれいにする
  3. 化粧水、そして乳液で素肌を整える
  4. 仕上げにクリームを使って肌を保護する

これが海外で一般的なスキンケアの手順です。

トナーの使い方がお分かりいただけたでしょうか。

海外製でもブランドメーカーによっては、日本と同じくトナーは使わずに、化粧水、乳液、美容液というセットで使うものもあります。

が、海外コスメを使うときや、海外のスキンケア情報を目にする時には、トナーの使い方を理解しておく必要があります。

スキンケアでトナーを使う方法

海外では一般的には、トナーをコットンにつけ、そのコットンで素肌を撫でるように使います。

トナーを手に取り直接肌にたっぷり塗りつける→NG!

トナーを染み込ませたコットンでパックする→NG!

このような使い方は、トナーの使用方法に従っている場合を除いて大きな間違いです。

トナーには古い角質を除去するためにピーリング効果を持つものもあるので、肌に長時間使うと悪影響を及ぼす可能性もあります。

そして敏感肌など肌の弱い人もトナーの使い方に気をつけて下さい。

敏感肌や肌の弱い人は、角質を取り除く効果の高いトナーは使わないほうが良い場合もあるでしょう。

トナーの使い方、トナーの効能などをよく確認して、そのトナーが必要なのか、自分の肌に悪影響がないのか調べてから使いましょう。

そして使用前には必ず少量でパッチテストすることをおすすめします。

日本ではグリコール酸配合のトナーが主流

実際に日本でも最近はいろんな種類のトナーが売られています。

スキンケアをしっかりと行おうとする人には必須のスキンケアアイテムとなっています。

トナーにはなんらかの酸が配合され、酸の働きで肌を正常化する狙いがあります。

海外では、サリチル酸やアルファ・ベータヒドロキシ酸、グリコール酸などが目的に応じて配合されたトナーが流通しています。

日本では薬事法の関係でグリコール酸配合のトナーが主流です。

日本人に多いコンビネーションスキンにはグリコール酸のトナー

乾燥肌だけどベタつくコンビネーションスキンの人は、顔の特定の領域、つまりTゾーンでのみ油性が発生していることが少なくありません。

コンビネーションスキンの人はグリコール酸を含むトナーを使用してみましょう。
グリコール酸とはフルーツ酸の一種で、分子が小さくて溶けやすく皮膚の角質への浸透力が高いため、角質層に深く浸透して余分な角質や毛穴汚れ・角栓などを取り除く効果があります。

グリコール酸は、Tゾーンからオイルを除去するのに役立ちますが、頬などの乾燥領域でも有用です。

グリコール酸を含むトナーを使用すると、油性が低い部分の肌を乾燥させることなく、油分の多い領域に簡単に対処できます。

グリコール酸トナーはニキビやニキビ跡の治療にも効果的

グリコール酸によるピーリングはニキビ治療やニキビ跡の治療によく使われる方法です。

毛穴の周辺の不要な角質を取り除き、毛穴詰まりを解消してニキビを改善します。

肌のターンオーバーを促進し正常化する働きで、肌に残ってしまったにきび跡を薄く目立たなくして、ニキビによって出来たでこぼこをなめらかにする効果もあります。

グリコール酸を含むトナーの一番のおすすめはプロアクティブのリバイタライジングトナーです。

プロアクティブ リバイタライジングトナー

プロアクティブはニキビ対策で認知度の高いメーカーなのでニキビケアはもちろんですが、角質ケアや毛穴のつまり、テカリにも効果を発揮するグリコール酸トナーです。

もうひとつ、グリコール酸トナーでご紹介したいのはReviva Labs(リバイバ ラボ)グリコール酸フェイストナーです。

楽天ではまだレビューのないトナーですが、海外通販のiHerbではかなり有名で、愛用者の多いグリコール酸トナーです。

Just a moment...

Reviva Labs(リバイバ ラボ)グリコール酸フェイストナーも、プロアクティブ同様にニキビケアに効果があり、シミやくすみを改善してツルツルの明るい肌になると評判です。

これまでは海外通販でしか購入できませんでしたが、Amazonで取扱いされるようになり、簡単に手に入るトナーとなったのは喜ばしいことです。

海外ではサリチル酸配合トナーが主流

海外ではサリチル酸や油に溶けて顔から余分な皮脂を除去するのに役立つトナーが多いです。

ベータヒドロキシ酸、および抗菌特性を持つアーモンドに由来するアルファヒドロキシ酸などの成分を含むトナーが主流になりつつあります。

しかし、日本ではこれら成分の配合量が薬事法(昭和 35 年法律第 145 号)第 42 条第 2 項の規定に基づく化粧品基準で低く規制されています。

ピーリング作用のある化粧品・洗顔料などではサリチル酸の配合濃度は、日本では最大でも100g中に0.20gまでに規制されています。

そのため、

日本で販売しているサリチル酸を配合のトナーがあったとしても、トナーとしての役割を十分に果たすことが出来ません。

なぜ日本は海外で効果が認められたコスメが売られないのか?

と疑問に思う人も多いと思いますが、実は日本独自の規制が原因であることがほとんどです。

なら効果のあるものをトナーとして使うのも一考

日本で販売されているリンゴ酢は酸度が5%と高く、トナーと同じ働きがあるといわれています。

たった300円ほどで買えるりんご酢であなたの肌が改善される可能性はあります。

スカーレットヨハンソンはトナーにリンゴ酢を使っている。

高価なスキンケア製品をいくらでも購入できるハリウッドセレブのスカーレットヨハンソンが、あなたでも簡単に買うことができる安価で伝統的なリンゴ酢をトナーとして使っていたのは衝撃的で、大変な驚きです。

衝撃!ハリウッド女優がスキンケアのトナーに安いリンゴ酢を使ってた!
スカーレット・ヨハンソンは、雑誌でのインタビューで、美肌を維持するためにリンゴ酢をトナーとしてスキンケア・ルーチンの中で使っていることを話しました。りんご酢が古い角質を取り除きやすくし、角質を柔らかくし、肌の新陳代謝を正常にする美容効果があります。

トナーはブースターではない

トナーは日本でいわれるブースターと同じだと勘違いしている人も少なくないです。

が、ブースターとは導入美容液のことをさします。

ブースター(導入美容液)とは、続いて使う化粧水などが肌へ浸透しやすくする効果を持たせたスキンケア用材です。

トナーは結果的にその後に使う用材の肌への浸透を助けるかもしれません。

しかし、トナーは基本的に肌を整えるために使います。

ブースターは、続いて使うコスメの効果を補助するために使いますので、トナーとは少し役割が違います。

よってトナーとブースターを合わせて使う場合にも、まずはトナーから使うのが正しい手順になります。

トナーがスキンケアの基礎

海外では、どのようなトナーを使うか、がとても重要です。

自分に合ったトナーをうまく使う事で、化粧水や美容液、美容クリームの持つ美肌効果をいっそう高めてくれるので、スキンケアではトナーにこだわる人も多いです。

しかし、先に述べたようにトナーの使い方を誤っていたり、肌トラブルがある人にはトナーが逆効果になる場合もあります。

トナーの使用方法や注意事項をしっかり理解する必要もあります。

トナーで少しでも分からないことがあれば、ショップやメーカーに問い合わせて、正しくトナーを使いましょう。