青いお茶、蝶豆花茶バタフライピーはアントシアニンを多く含んでいて、美容と健康に役立つとされ、主に台湾などで多く飲まれてきました。
最近では美しく青く不思議な色彩が評判になり、日本を始め多くの国でも今話題のお茶です。
バタフライピー(蝶豆花)が持つと言われる効果は次のとおり。
- 疲れ目や不眠
- 利尿作用によるむくみの解消
- 血行促進、動脈硬化や老化予防
- 炎症を抑える効果
バタフライピー(蝶豆花)はインド伝統医学アーユルヴェーダでも薬効ハーブとして用いられています。
バタフライピーは海外セレブをはじめ、特に美に関心の高い若い女性にも人気のあるハーブティーです。
私はバタフライピーを初めて見たときの衝撃的な青色に琉球ガラスを思い出しました。
海のように美しい青色は私の大好きな色で、花であれガラスであれ、人の心を強く惹きつけ、感性を高める効果があるんじゃないかと思いました。
ついでに長崎のビードロも思い出したのですが、どんどん違う方向に話が行っちゃうので、本題のバタフライピーのお話に戻しましょう。
バタフライピー(蝶豆花)の特徴
花びらが蝶(バタフライ)のように見えるためにバタフライピー・蝶豆花と呼ばれています。
バタフライピーは真っ青な色が特徴的で、古くから食品の天然着色料や染料などにも用いられてきました。
バタフライピーは台湾ではお茶として飲む以外にも使われています。
- シャンプーの原料
- 入浴剤
など他にも様々な使われ方をしています。
特にタイ産のバタフライピーの花の部分は、ブルベリーやビルベリーなどと同じ抗酸化物質ポリフェノールの一種「アントシアニン」を多く含んでいます。
その含有量は一般的な植物の10倍とされます。
アントシアニンは抗酸化作用の高い、美容と健康維持に有効な成分とされています。
バタフライピーに含まれるアントシアニンとは
バタフライピーに含まれるアントシアニンは、日本における動物実験では抗酸化性に由来するものと考えることが出来る薬理作用が認められています。
ヒトでは筋疲労を抑制し、運動による過酸化脂質の増加を抑制したとの実験結果が得られています。
ただし薬理作用は完全には解明されておらず、日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品は認可されていません。
欧米では代替医療が伝統的に認められているという社会背景のなかで、医薬品として利用されるものもあります。
バタフライピーは便秘解消の特効薬
バタフライピーはむくみ解消や便秘解消にも効果があるといわれます。
私はこの効果を一番実感していて、バタフライピーを飲み始めてから、規則正しくお通じがあります。
なので、お腹がすっきり、すごく快調です。
薬に頼らない便秘解消方法をお探しなら、バタフライピーをおすすめします!
バタフライピーは色が変化する不思議なお茶
バタフライピーはお湯や水で淹れると青色ですが、混ぜるものによって色が変化します。
- 酸性の成分(レモンやライム果汁、炭酸水等)を加えると紫色
- アルカリ性(重曹等)の成分を加えると黄色
に変わるという特徴を持っています。
バタフライピーはお湯や水で淹れると青色ですが、そこに酸性のレモンやライム果汁、あるいは炭酸水などを加えると綺麗な紫色になります。
また、バタフライピーのお茶にアルカリ性の重曹などを加えると、緑色や黄色にも変化しますが、アルカリ成分を加えたバタフライピーは飲用には適さないので飲まずに観賞用として使うようにしましょう。
安心して飲める無農薬栽培のバタフライピーが手軽に購入出来ます
バタフライピーは日本国内では作られておらず、全て海外製です。
海外から輸入されるバタフライピーは、安全性に不安を感じる人も多いでしょう。
そんな人にご紹介するのが、残留農薬が検出されないことを確認済みのバタフライピーです。
バタフライピーの本場タイから無農薬栽培のバタフライピーを仕入れて、輸入後に国内の検査機関で残留農薬検査を実施しています。
3タイプのバタフライピーが売られています
茶葉タイプのバタフライピー
バタフライピーのお花そのままを楽しみたい人や他のハーブとブレンドして楽しみたい方は茶葉タイプがおすすめです。
ドライフラワー状態の花3つで200ccくらい出ます。
花とお湯を入れたティポットごと電子レンジにかけると早く濃く色が出ます。
グラスに浮かぶお花と美しい青のお茶は、お客様へのおもてなしにも最適です。
ポットにお花を入れて煮出してから茶こしで花を取り除くことも一般的です。
粉末タイプのバタフライピー
コスパを重視したい人や、すぐに飲めるバタフライピーが欲しい方には粉末がおすすめです。
スイーツ作りに使う場合も粉末タイプのバタフライピーが使いやすいでしょう。
好みの濃さでバタフライピーを楽しむ事が出来るし、熱々のお湯を入れると一瞬で真っ青なバタフライピーが作れます。
私はこの粉末タイプを超おススメしています。
濃いバタフライピーにはアントシアニンもたっぷり含まれているし、青い色のキレイなお茶というだけでなく、ハーブティーとしての良さがはっきりと分かります!
私の場合は粉末タイプだと、普通の濃さで良いなら1000円あたりティーカップ250杯くらい作ることが出来るので、コスパは本当に優れています。
ティーバッグ (Tea bag)タイプのバタフライピー
後片づけが楽でクリアな茶湯で楽しみたい方はティーバッグ (Tea bag)がおすすめです。
手軽なので一番売れているタイプのバタフライピーです。
水出しでも使えて、水出しだと爽やかなマリンブルー、熱湯で淹れるともっと濃い青になります。
青い色を出したいだけなら1包で1㍑くらい、普通の濃さなら1包みでティカップ2杯分くらい作れます。
茶葉タイプほどではないですが、濃い色を出すにはそれなりに時間がかかります。
この記事でご紹介している3タイプのバタフライピーを扱っているAmazonの「彩香」さんは、どのタイプにもレモン果汁をおまけで付けてくれているので、商品が届いたらすぐに色の変化も楽しむ事が出来ます。
バタフライピーの味や香りは?
その美しい色合いが大人気のバタフライピーですが、味や香りも気になるところです。
冷やしたバタフライピーには味も香りもない
私が実際に購入して飲んだ感想ですが、冷やしてアイスバタフライピーとして飲むと、くせがなくてサッパリとしています。
他の飲料に混ぜたりせずバタフライピーのストレートで飲んでも、特に苦みやえぐみなどは無く、とても飲みやすいです。
ハーブティーをイメージしていると、味や香りがほとんどないので、予想外に感じるかもしれないです。
「味や香りがほとんどないなら、水を飲んでるのと同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そうではなくて、白湯や水とは違うのはハッキリ分かります。
冷やしたバタフライピーは、ほとんど味のない冷たい麦茶、というのが近いかもしれません。
冷やしたバタフライピーには他のハーブティほどの特徴的な味や香りはありません。
バタフライピー自体に甘みもなく、アイスにするとクセがないために飲みやすいと私は思います。
バタフライピーは味や香りがほとんどないために、他の飲み物に混ぜても邪魔な味にならないという利点もあります。
冷やしてアイスで飲むバタフライピーは、味や香り以上にキレイな青色の見た目に癒されるお茶といえるでしょう。
熱いお湯で飲むバタフライピーはカレーの香りがする
熱いお湯で淹れたバタフライピーは、香りをかぐとカレーのような香りがします。
???って思われるでしょう?
私も、いろんな記事を見て、どれも「バタフライピーは無味無臭」って書かれてるので、熱いホットバタフライピーを飲んだときには???って感じました。
もしかすると熱いバタフライピーのお茶はカレー風味って感じるのは私だけかもしれません。
実際にはカレーによく使われる香辛料のスパイシーな香りを感じます。
バタフライピーのお茶にはカレーの香りだけでなく、どうにも説明出来ない未知の味も感じるので、体に良いハーブティーを飲んでる実感がします。
熱いお湯で淹れたバタフライピーは別の記事でしっかり書いているので、是非お読み下さい。
バタフライピーの効果や楽しみ方
バタフライピーを変色させて楽しむ
とにかく色がきれいで見ているだけでも癒されるお茶です。
レモンなどを入れると紫色になるといわれますが、私が試したら、濃いブルーに変色しました。
それはそれでとてもきれいなブルーなので結果オッケーですが、バタフライピーをはっきりとした紫色に変色させようと思うと、まあまあ多めに酸性のものを混ぜる必要がありそうです。
お子様をまじえてご家族で色の変化の実験をするのも楽しそうですね。
バタフライピーは疲れ目や便秘対策に効果あり
私の個人的な感想ですが、バタフライピーに含まれるアントシアニンのおかげなのか、飲むと視界がすっきりように感じます。
そして、バタフライピーを飲むようになってからは、お通じがスムーズになって快調です。
体の余分な水分を排出してくれるので、むくみの解消にも役立つという評判も多いので、このまましばらくバタフライピーを飲み続けて、良い変化が起こることを楽しみにしています。
バタフライピーの楽しみ方は他にもあって、お茶として飲むだけでなく、ゼリーやアイスクリームなどに加えて、色鮮やかなスイーツ作りにも使われています。
バタフライピーは、今、とにかく話題性抜群で学校やオフィスに持って行って飲めば、その美しい青色がウケることは間違いありません。
ご家庭でも、バタフライピーにいろんな食品を混ぜて色の変化をレポートすれば、子供さんの夏休みの自由研究にも使えるでしょう。
またバタフライピーは実際に眼精疲労やむくみの解消に役立つと感じる人もいて、美容と健康への効果も期待できるバタフライピーです。
バタフライピーの過剰な効果効能の表示にはご注意
バタフライピーには眼精疲労を軽減したり、利尿作用の向上による体のむくみ解消といった効果を感じる人も一部いるのは事実です。
ですが、大々的に「バタフライピーでダイエット」、「バタフライピーで便秘解消」、「バタフライピーでアンチエイジング」「バタフライピーで美しい髪に」といった、効果効能を、
「これでもか!」と並べ立てて記載しているネットショップには注意しましょう。
バタフライピーの有効成分はアントシアニンです。
でも、アントシアニンはいろいろなものに含まれている一般的な成分に過ぎません。
アントシアニン含有!と書かれていても、そんなにすごいものではない。
「だから何?ビタミンC配合!と似たようなもんでしょ?」ってくらいのレベルです。
私も、この記事で一般的に言われる効果効能には触れていますが、どこぞの大手ショッピングモールに出店しているネットショップのように、バタフライピーが他よりもとても優れた薬用茶のように誤解させる誇大表示は詐欺まがいの悪質な行為です。