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ドリパケにヨコモFCDギヤとRC-ARTスプリング装着

RCドリフト

えー、HPIのE10がどうとか、中途半端に書いてから消息を絶っておりますが(笑)その後は初心者用ドリフトラジコンカーセットE10なんてとっくに売り飛ばし、ラジコンドリフトコースで出会ったスゴイ奴からドリパケの中古を購入し、んでニッケル水素バッテリーやらFLASH ドリフトやらブラモータやらも売り飛ばし、リポバッテリー、キーエンスのタキオンとルキシオン7.5Dを奮発し、少し走れるようになった今月10月にTNレーシングのボロい前かかないギヤを買い、その後ヨコモから発売されたFCDギヤ1.5を注文しました。

ついにヨコモからFCDギヤが発売


面倒かと予想したシム調整は全く問題なし、キット付属以外にかるーくサイドに追加するだけでOK。ブラックグリス塗り込んで、手で回した感じはバッチリにスムーズ、いよいよ走行させてみたら、なんと!金属のくせに純正の樹脂ギアよりも作動音は静か!さすがヨコも後ろも、やってくれましたわ。

金属なので重いし何かしら具合悪いんちゃうか?と、気にしてましたが、特にどうこう言う事もなく、ただ、ギアを固定するアクスルがヤワいプラみたいなので、ギアよりもそっちの耐久性が心配ですが、いずれ純正スペアパーツやサードパーティーから違う材質のオプションがでるでしょう。

気分が良いのでガンガン走ってようやく一度ギアを点検しましたが、キレイな作動音に比例して、当たり前にギアもキレイ、ケースを開けるとギンギラギンの粉まみれは、もう今となっては、遙か昔の笑い話ですねー。

私の地域に限っては、これまでベルトのケツカキが大多数で、ヨコモのドリミにも無縁の地ではドリパケかなり劣勢でしたが、FCDギアで一気に挽回するんじゃないでしょうか?なんせ前のプーリーが…後ろのプーリーが…ベルトの歯数が…なんて考えなくて、ギアを付けるだけ!ギア比が固定なのは事実ですが、あんまり細かい設定に意味は無いはずです。チョーお手軽カウンター、高耐久、これからはドリパケの時代ですよー(笑)

RC-ARTのハイパフォーマンススプリング25シリーズ

ドリパケをFCDギアでケツカキ仕様に変更、しばらくは等速の時のままのセッティングでしたが、さすがにそのままではベテランでも乗りにくいようで、スプリングを交換してみました。

(左 RC-ART25、中 ヨコモシルバー、右 買ったときについてたバネ)

ちょうどRC-ARTからハイパフォーマンススプリング25シリーズがリリースされて、
自ら必要と思うもの、そしてトップドライバーの声を忠実に商品に再現!ドリフトでの車の振り出しの速さから思ったところで車が角度を止め横に走る状態をキープするためにスプリングのきき始めと後半の反発力に違いを持たせました。
というコピーにつられて、ラジ天三田にあった全4種類買いました。前ソフト、後ミディアムが一応の落ち着いた組み合わせですが、コーナーからコーナーへ切り返す時に、前のコーナー出口の体勢が戻らず、次へアプローチ出来ないときがあって、これはたぶん巷で言われる「戻ってこない」状態だと思うのですが、スプリングだけでは、全体的には良い感じになっても、このような特定の不具合は解消出来ないように思いました。

十分に減速してアプローチすれば大丈夫ですが、それだと切り返しがあまりに遅く、なにをやっているのか分かりませんし、根本的に車のセッティングを見直さないとダメですね。

一人で練習しているときは「おお!俺って天才かも?」と勘違いするのですが、他の車とペースを合わせるといろいろ出てくるもんです。

フロントのスキッド角変更

ドリパケをケツカキ仕様にしてスプリング換えたけど、コーナー切り返しで戻りにくい時があったので、その対策として、フロントサスアームの前側マウント下にスペーサーをいれてみたところ、少しマシになりました。

ステアリングワイパー延長プレートを自作して、切れ角をアップしたのも効果があったと思います。切れ角アップは必須ではなく根本的な解決にはなっていないとは思いますが。ま、しかし前よりはマシですから、そこそこ他の車にもついていく事が出来て、「俺って人より上達早くね?」と、こっそり満足して、ピットに戻ったら…

「内切りするくらいならケツカキなんてやめちまえ!」と、あの、知る人ぞ知る、今はKRPをホームにしてるチーム組立のチャさん からの叱咤激励が。

(チャさんです。 撮影 チャさん )

自分ではガッツリ内切ってる感覚はなく、どちらかと言えばカウンターを意識して走っているつもりでしたが、「ここ!」ってところでキッチリと、無意識に、カウンタードリフトと言うには情けない動きをしている。

ハっ!としましたね。私はカウンタードリフトがしたくてケツカキ仕様にしたはずなのに、いつしかケツカキ車を操縦する事だけにとらわれていました。本末転倒です。チャさんに突っ込まれなかったら、私はいつまでもギャラリーに醜態をさらし、陰でボロクソに言われ続けたことでしょう。ほんまにチャさんに感謝してます。

「俺もアクロ屋じゃ!やってやるぜ!」と一年発起、応援してくれる先輩の恩を石に刻み、精進していく所存であります。ケツカキとは車だけでなく、それを操る人間もケツカキになってこそ、見る者を唸らす走りになるんですね。

KRPで出会った他のケツカキの先輩も「内切るくらいなら、そのまま壁にブチあたってくれるわ!」と、おっしゃってましたし、ケツカキとは武士道に通じるものがあるのかもしれません。