私は元自動車整備士で、国家資格も持っています。
が、自動車整備士なんて場所と道具がなければ能書き垂れるくらいしか出来ません。
タイヤの空気圧でさえ、ガソリンスタンドか知り合いの自動車修理工場に行って、エアコンプレッサーを借りなければ調整出来ません。
そう!車やバイクのタイヤに空気を入れるという簡単なことなのに!
ガソリンスタンドや自動車屋に頼んでエアコンプレッサーを借りなければ出来ないのです。
ってことで、自分が乗っているバイクのタイヤの空気が減っているのが気になりつつ、頼んで空気を入れるのが面倒でそのまま乗り続けてました。
で、もうこれ以上は放置できないと決心して、コードレス電動エアコンプレッサーを購入しました。
コードレスでバッテリーで動かす電動エアコンプレッサーで、本当にバイクや車のタイヤの空気を入れる事が出来るのか?
さらに高圧な車のスペアタイヤに空気を入れることが出来るのか?
電動空気入れの実力やいかに?
みなさんの疑問にお答えいたします。
空気入れ用コードレス充電式電動エアコンプレッサー
*レビュー商品は販売終了のため、現在のオススメ空気入れをリンクしています。↓
まずは私が購入した充電式コードレス電動エアコンプレッサーで、本当にバイクのタイヤの空気を入れることができるのか?を試した動画をご覧ください。
はい、ご覧のとおり、バイクのタイヤの空気を楽々と入れることができました。
想像以上にパワーがあって、いままで整備工場などで使ってきた大きな据え置き型の業務用エアコンプレッサーと大差ない時間でタイヤの空気を入れることができて驚きました。
では私が購入した充電式コードレス電動空気入れを見ていきましょう。
とてもしっかりした専用収納ケースがついていて、保管や持ち運びに便利です。
車やバイク、そして自転車のエアバルブに合うよう、複数のアタッチメントが付属しています。
他にも浮き輪やゴムボートなどのレジャーアイテムや球技用ボールに空気を入れる際に使えるアタッチメントも用意されています。
ざっくりいうとアレやコレやいろんなものに空気を入れることができます。
充電式バッテリーは20Vで容量は2000mah、専用の充電アダプターでコンセントから充電します。
充電時間は2-3時間、満充電すると車のタイヤ4本の空気圧調整程度ならバッテリーを3割くらいしか消費せず、全然余裕です。*1
*1 規定空圧2.2kg/㎠のタイヤ4本がそれぞれ0.5kg/㎠ほど空気が減っているとした場合
本体は一見するとハンドドリルのような形状で、これが空気入れだとは思えません。
ディスプレイは大きく見やすいです。
ここで重要なのは日本の空気圧の単位であるkg/㎠に対応していることです。
海外製の電動空気入れは海外の単位でしか表示されないこともあるので、日本の単位で表示できるか?は最重要ポイントなのです。
車のスペアタイヤに空気を入れることが出来るか?
私がテストした結果、バイクや普通乗用車のタイヤの空気は簡単に入れられることが分かりました。
我ながら良い買い物をした、と満足していました。
が、私はスペアタイヤの存在を忘れていたのです。
車のタイヤにも簡単に空気を入れる事が出来てほっとしたときです。
新車で車を購入以来5年以上スペアタイヤの空気圧を点検してない事に気づきました。
私の車のスペアタイヤの規定空気圧は4.2kg/㎠です。
今回気づいて確認したところ、なんと1.8kg/㎠まで空気が減っていました。(気づかず放置していたら緊急時に使えずヤバかったです)。
さっそく充電式コードレスエアコンプレッサーで空気を入れることに。
はたして4.2kg/㎠もの高圧な空気を入れることが出来るのか?
かなり心配しながら空気を入れていきました。
結果は無事にスペアタイヤに4.2kg/㎠の空気を入れることが出来ました!
カタログでは約10kg/㎠まで空気を入れることが出来るようです。
ただし、1.8から4.2まで空気を入れるのに5分以上の時間がかかります。
コンプレッサーを連続運転させていたので、4.2kg/㎠近くになるとコンプレッサーから白煙が少し出てきました。
それでも普通に動作するので壊れたわけではありません。
でも、長時間連続運転させると、まあまあ発熱することが分かったので、今後は長時間の連続運転は避けるようにします。
充電式コードレス電動空気入れまとめ
空気入れは、ママチャリからロードバイク、原付から大型バイク、そして車、さらには夏のレジャーに欠かせない大型の浮き輪やゴムボート、そして球技用ボールまで、いろんなものに必要です。
ママチャリくらいなら、安い手動の空気入れを買って自分で空気を入れることも簡単です。
が、バイクや車、大型の浮き輪やゴムボートなどは、手動で空気を入れるのは困難です。
そんなニーズから、最近多く発売されるようになったのが電動空気入れ、電動エアコンプレッサーです。
発売当初は車のシガーライターソケットから給電するタイプがほとんどでした。
最近になって注目されているのが、充電式のコードレス電動空気入れです。
充電式の電動空気入れなら、海辺とか車がないところでも使えます。
部活で使うボールに体育館で空気を入れることも出来ます。
電源コードの届く範囲という制約なしに使えるのは想像以上に便利で、いままでの常識を覆す使い道があります。
車やバイクのタイヤエア圧の調整くらい自分でやりたい、あるいはロードバイクのタイヤの空気を入れるのにハンドポンプでは厳しいと思っているあなた!
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