バイクのハンドルカバーを取り付けたらブレーキレバーの冷たさが顕在化して、この冬どうにかしないと。
というのが前回のお話し
冬になるとバイクのレバーがキンキンに冷えて指が痛い。
レバーの冷たさを防ぐにはレバーラップというアイテムを使うのが一般的です。
そんなに高価なものじゃないので試しに買ってみようと考えたのですが、いろいろなメーカーの見てると気づいたことがあります。
レバー全体をカバーできるくらい長いレバーラップがないんじゃね?
指をかける部分だけカバーできるレバーラップが多い。
しかし、レバーの先端から根本まで全てを断熱、保温できないとハンドルカバーの中に氷を入れてるようなもの。
よって、私はバイク用のレバーラップを買うのをやめて、違うものでレバーの断熱保温をすることにしました。
水道管の保温テープでブレーキレバーを断熱保温する
レバー全体を断熱保温する材料を探しにホームセンターに行ってみました。
スポンジやゴムチューブ、テニスラケットのグリップに巻くテープ、テーブルやイスの足のカバーなどなど、使えそうなものはあるのですが、どれも断熱保温効果に疑問がのこる。
レバーラップの代替に出来る決め手が見つからないまま、100均などを徘徊する日々
年も明け、いよいよ氷点下になったころ、ついにひらめきました。
真冬の冷気を遮断して保温できるものといえば。。。。
真冬の水道管の凍結防止用の保温材だろ!と。
親父が水道工事の仕事をしていたので、実家に行って親父に聞いたら「あるで」ということで、少し分けてもらった。
こんな感じの商品↓
厚みは1mm程度、テープといっても貼り付ける糊面があるのではなく、見た目は薄いシート
この水道管の保温テープでレバー全体をくるめば良い。
レバーの先端だけタイラップで締めて、あとは中央部分とレバー付け根の2か所をテープで巻いて固定
ハンドルカバーつけるので見た目の悪さは問題にならない。
ハンドルカバーのない部分にまで凍結防止テープがはみだしてますが、これは少しでもレバーを保温するため。
もちろんハンドル自体の冷気がレバーに伝わりますが、「少しでも断熱保温したい」悪あがきです。
市販のバイク用レバーラップはここまでレバー全体をカバーできるものはありません。
水道管保温テープのレバー断熱保温効果は?
これまではハンドルカバーをつけて薄いグローブをはめてるとレバーの冷たさが指にジンジン伝わってきて信号待ちでレバーを握っているのがつらかったです。
本日施工して、夜に外気温マイナス2度の中、1時間連続走行しました。
レバーの冷たさは全く感じませんでした!
さすが何十年もの間、野外の水道管を守ってきた実績ある保温テープです。
バイクのレバーが冷たくて困っていて、見た目が悪くても本当に効果のある対策がしたい人には参考になると思います。
レバーの操作性とか安全性は問題ないの?
厚さ1mm程度の保温材と分厚くてゴワゴワしたウィンターグローブ、どちらが操作性が良いか?
私はどちらも同じような操作感にしか思えません。
私は水道管の保温テープを巻いたレバーを薄手のグローブで操作する不安は一切感じませんでした。
保温テープはツルツル滑るような素材ではないので、レバーから指が滑って操作を誤るような心配は一切ありません。
レバーの冷たさで指の感覚がマヒしているよりは各段に安全です。
バイクのレバーの断熱保温に使うレバーラップの代用として水道管の保温テープをレバーに巻けば、レバーラップ以上に断熱保温効果が得られるし、レバーの操作性に問題もないと私は感じます。
私の感想があなたに当てはまることを保証しませんし、施工レベルに個人差があるので、真似するなら自己責任でお願いします。
ようやく念願だったレバーの断熱保温が出来て、レバーの冷たさは一切感じなくなりました。
そうなると次はグリップの冷たさが目立つようになりまして。
グリップにも水道管の保温テープを巻き付けるバッシブな対策を行うか、あるいはアクティブな電熱ヒーターを取り付けるか。
思案しているうちに、あっという間に春が訪れる時期になりそうな気もしますね。