昨日ショックオイルをヨコモ300番からアレックス250番に変更しましたが、たった50番でもかなり粘度に違いがありました。
先日のホイールオフセットの違いと同じく、メーカーによって示し方には差があるように感じます。
ショックオイルの硬さでグリップ感は変化する
ま、それは置いといて、初めはリアだけオイルを柔らかくして走りましたが、ちょうどリアにホイールスペーサーを0.5ミリ入れたような感覚で、やんわりとグリップが下がった感じでした。
その後で前も柔らかくして走る頃にはすでに路面がおかしくなってきてたので、残念ながらハッキリしたことは言えないのですが、一つ感じたのは、どうしてもホイールスペーサーを使う必要があるなら、その分ショックオイルで動きが調整出来るんちゃうか?ってことです。
ショックオイルの番手だけ真似しても意味がない
言い方をかえると、紙面で紹介されるエキスパートの方々のダンパーオイルの数値や、コースに来てる上手い方の数値を参考にするなら、先に述べたメーカーはもちろん、ホイールスペーサーの有無、サスアームの形状、あるいはホイールオフセットも確認しなければ鵜呑みにできないと、いまさらに知った次第です。
しかし今回のショックオイル変更の狙いは、3発の成功率、ブレーキの安定感、対応出来る角度の幅、荷重が抜けやすいスロットルちょい入れ、抜き時の安定感の向上などのどれかに効果が出ないか?なので、そのあたりを、路面が普通のときに再度確認してみたいと思ってます。
なんだか意外とホイールスペーサーの効果とかぶりそうですが、たぶんホイールスペーサーは直線的、ショックオイルは曲線的な変化の要素があり、上手く使えば今よりも乗りやすくなるんじゃないか?と期待してますが、どうなるやら…ですねー。
ショックオイルを柔らかくしてテスト
昨日仕事から帰って、少し時間があったので、取り急ぎ250番に柔らかくしたショックオイルの効果を確認するためにラジ天サンダーに行ってきました。
結果、少しゆっくり走る事ができ、その分トップスピードが落ち、ハンドリングがマイルドになりますが、切り返し動作にはわずかに時間がかかります。
蹴り出す力が減少しているので、全体的な操作には余裕も出て滑らかさを感じますが、後ろを走る時に細かく動かして前に詰めるのが難しくなりました。
他にはリアの巻き込みが少し多くなり、カウンター量も増え、小さく走るには都合が良いですが、相手の後ろを走ってる時に小回りになりすぎて合せにくく感じました。
よく滑るようになりアウトに飛ばしやすいか?といえばそうじゃなく、コース全域においてラインが小さくなるという不思議な感覚です。
どちらかというとよく喰う方がラインは大きく取ることが出来ますし、飛距離も出るように感じました。
もしかすると見た目の動きにはグリップ感があるかもしれません。
とにかく私が目指してきた、パキパキ動く方向から離れてしまったので、これまで使っていた300番に戻すことにします。
スプリングを柔らかくしたり、ホイールスペーサーを取り付けたりするのと同じような違いしかないようにも思いましたが、今後はスプリング硬くオイル柔らかく、そしてその逆、あるいは同じオイルでも伸び規制の大小による違いなど検証していきたいのです。
が、とにかくショックオイル関係はテストするのが面倒ですね。
だからこそエエところを見つけたら武器になると思いますが。
また今回使ったアレックスの250番とこれまでのヨコモの300番とでは、かなりの差があったので、今後は同じメーカーのショックオイルに統一して、再度セッティングを煮詰めていこうと思います。