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ラジコンドリフトカー HPI E10

RCドリフト

待ちに待ったHPIのE10着弾

ようやくHPIのE10を手にする事ができました。注文してからあまりに長く時間が経過したので、妄想だけが先走り、要るのか要らないのか分からないパーツだけを先に買ったりして、悶々としておりました。

で、昨晩に届いたE10を箱から出して会社に行き、プロポ用の単三電池をマシンガンの弾のように買って帰宅したところ…4歳になる次女がさっそく持ち出して、人形を載せて熱心に遊んでいるではないですか!

まあ日頃はラジコン飛行機ですから、ちょこっとやられると致命傷を負いかねず、結構厳しい事を言っておりますが、車やしエエやろう、と笑ってしまいました。で、晩飯を食って充電も出来たので、とりあえず室内でドリフトできるのか?とやりはじめたら…

わずか数秒で次女に取り上げられ、でも何故か初めてプロポを持つくせに、前進と後退を上手くやるじゃあありませんか。どうせすぐに飽きるやろうと見ていても一向に代わってくれないので、ついには「お願いやから一回やらしてください」と頼んで代わってもらった感想…

んなもん、狭い部屋でドリフトなんか出来るかい!そこらじゅうにバンバンぶつかって飛行機飛ばすより危険がいっぱい!

えー私、4畳半の部屋でもラジコン飛行機を飛ばすことはできますが…車はどうにもあきませんな。むずかしい。さっさと箱に戻してやりました(爆)

ところで5年ぶりにブラシモーターとニッケル水素電池をさわりましたが、室内でトロトロ遊ぶだけでも無茶苦茶熱くなりますよね。長らくリポとブラシレスモーターしか扱っておりませんでしたので、忘れていましたが、今さらこんなややこしいユニットなんて使えないやろ、というのが正直な感想です。

取説にも「1回走らせたら15分は休憩させましょう」と注意書きがあったり、Webには「ニッケル水素電池は1日に2回以上充電したら性能が低下する」とか、ウザイことばかり書かれています。競技志向でもなく、月に1回もコースにも行けない私には、とっても面倒です。どう考えてもリポとブラシレスモーターしか私には扱えません。

すっごい残念です。何が?って、妄想で先に買ってしまったのは、キーエンスのブラシアンプ、FLASHドリフト(リポ非対応)とSPEEDWAY PALの23Tブラシモーター、そしてヨコモの3900ma×2なんです。そう!こてこてのブラシユニットです。はぁ…「これだけ買う金あったら、十分ブラシレスのアンプとモーター買えたよな…」

早速改造にも着手

えー、今だ室内でもろくに走らせてもおりませんが、さっそく改造です。実際に走らせてもないのに、どうなるかも分かりませんし、しないとアカンのか、さえも分かりません(^ヘ^)v

でも私はカタチから入るタイプの人間、ラジコン飛行機でもやらなアカンことはやっとかないと全くモノにならんことを嫌というほど味わいましたので、とりあえず他多くのユーザーがやっていることは真似します(爆)

ステアリングの切れ角増大

で、まずは…ステアリングの切れ角が少ないようなので、ガバッといくように改造です。といっても他のユーザーは皆さん標準で付いている送受信機なんて使ってないので、リンケージが当たってそれ以上動かないのを削って動くようにする。後はプロポのエンドポイントで切れ角を調整してはると思いますが、私は車用の送受信機セットを買うお金がないので、なんとか付属のセットで切れ角増大を考えました。

考えるといってもやることは決まっています。長年培ったアクロ機のノウハウにして当然の切れ角増大法、ホクセイモデルのカーボンアクロホーンです!なんでもホクセイのパーツ使ったら良いのです(爆) ああ…なんて私は賢いのでしょう(爆)

支点を伸ばせばエレベーターでもステアリングでも、なんぼでもガバガバ切れるのです。で、ついでに飛行機用の4.8Vしかダメってメーカーがいうデジタルサーボに交換し、どないしてリンケージロッドを取り付けるのかは考えず(笑)とりあえず今はこうしてブログを書いて鬱な気分を紛らわしているのです…はははっ。

いよいよ初の野外走行

そしてついにE10を初めてアスファルトで走らせてきました。意外にもアスファルトの方が室内のカーペットより滑る事に気付きましたが、だからといって簡単に思い通りにドリフト出来るわけもありません(笑)

1つのコーナーとしてはドリフトできても立ち上がりやら切り返しでは、全く思うようになりません。ましてやカウンタードリフトなんてどうやったら出来るの?です。定常円旋回?んなもん、どないしたら出来るの?です。なんせ難しい。たった1パックの走行でしたが、もうすでに私の心は「1万円の車が10万円の車と同じ事できるわけない」というイケないモードに切り替わっています(笑)そうあせらずに、と言われるでしょうが、オッサンは焦らないと残り時間が少ないのです(爆)

ま、当たり前ですが、同じ事するには同じだけ金がかかるのです。自分だけがE10ノーマルで、自由自在にカウンタードリフトを決める事が出来る、E10ノーマルさえあれば他は要らない、なんて事は絶対にありえないのです。はぁ~。やっぱりエライ事になってきましたなぁ~。

実車のようにデフロックで滑りやすく

野外プレイで全然面白くなかったので、リアデフケースを分解して、中にティッシュをギチギチに詰めてデフロックしてやりました。結果室内でも一応遊べるようになりました。実車でもドリフトするにはLSDが絶対に必要、ノーマルデフでは無理ですから、なんで最初からロックしていなのか理解できませんが、とにかくデフロックしたらドリフトしやすくなりました。

で、分かったこと。低速でドリフトを維持するためにスロットルを抜くと、次にスロットルを上げた時にバッとモーターの回転が上がらないので、その間グリップしてしまう。チョンチョンとスロットルを入れてもレスポンスが悪いので、ぅ~ぃん、ぅ~ぃん、ってな感じでリニアに動きません。ラジコン飛行機でトルクロールするときに、エンジンのレスポンスが悪いとやりにくくて仕方ないのと似ています。

トルクロールでも高度を維持するのに、パワーがあってレスポンスが良いエンジンだとメッチャ簡単ですが、トロいエンジンだと上に下にとかなりふらつきます。ドリフトでも同じで、ドリフトになったりグリップしたりではコントロールできません。(そうならんようにスロットルをコントロールしろよ!なのですが…)

なんだかラジコン飛行機でコブラ状態を維持したいのに、失速したりしなかったりを繰り返してふらつくのにも似ています。で、それはテクニックよりも機体性能で、安定しない機体は誰がやっても安定しません。

現在パワーユニットはフルノーマルで、別途買った最高級ブラシアンプやらを載せればだいぶ変わると思いますが、なんだかE10に載せる気にはなりませんので、とりあえずはバッテリーを3900maに変えて試してみようと思います。

パワーは若干上がるかも知れませんが、バッテリー自体がかなり重いので、そのあたりの重量バランスとか、根本的にパワーウェイトレシオが低下したりで、大した違いもないように思いますが、とりあえず実験ですね。

ヨコモのドリフト3900maパックバッテリーに換装

えー充電が完了しましたので、早速ヨコモのドリフト3900maパックバッテリーを搭載して室内で遊んでみました。

結果、エエですわー。低速の小刻みなスロットルにパワーがついてきます。小さなドリフトから大きなドリフトまで、だいぶ楽に出来るようになりました。(重たくなって安定感も出たように思います)

円旋回も8の字も不安定ですが、それらしく出来る時もでてきました。リアデフロック&バッテリ交換で、どノーマルとは比べモノにならない感触です。ランタイムも「何分たったやろ」と忘れるくらい増えましたし、エエ買い物しましたね(笑)

もう一つ気づいたのですが、標準の1500maニッカドは走行中もかなり熱を持っていましたが、ヨコモの3900maニッケル水素バッテリーは最後までほんのり温いくらいです。余裕を感じます。超オススメ!

しかしモーターはカンカンに熱くなったまま延々と回されるので、きっとすごいストレスだと思います。早めにヒートシンク用意しないとあきませんね。