保存版!4タイプ別ドライブレコーダーの特徴と人気機種まとめ

車・バイク

「ドライブレコーダー買おうと思うんだけど、どれを選べば良いの?」

と、お悩みのあなたに自動車整備士によるプロのアドバイスをお送りします。

あなたが乗っている車と、あなたが必要だと思う機能をもとに、あなたが買って後悔しないドライブレコーダーを見つけ出しましょう。

2020年以降に市販されているドライブレコーダーには大きく分けると4種類のタイプがあります。

  1. 前方だけを録画するドライブレコーダー
  2. 前方360度を録画するドライブレコーダー
  3. 前方と後方を2カメラ録画するドライブレコーダー
  4. 前方360度と後方を2カメラ録画するドライブレコーダー

これら4タイプのドライブレコーダーそれぞれの特徴と実用性、メリットとデメリットをご説明します。

  • 事故ったときに自分が必要以上に不利にならないため
  • 精神異常者に執拗にあおられ続けて泣き寝入りしないため
  • ドライブ中の景色を撮影して楽しむため
  • 車内の防犯カメラの代用など

このような動機でドライブレコーダーの購入を検討されている方の、ドラレコ選びの参考にしていただけると幸いです。

前方だけを録画するドライブレコーダー

前方だけしか撮影できないドラレコ

前方だけを録画するドラレコはもっとも安価で取付も簡単なドライブレコーダーです。

amazonなら3000円以下で購入できます。

前方撮影だけならGOPROやスマホ、デジカメでもドラレコの代用にできます。

前方だけを録画するドライブレコーダーのメリット

前方だけを録画するドライブレコーダーのメリットは次の通り

  • 安い
  • 取付けが簡単
  • 取外しも簡単で複数の車に使いまわせる

先に述べたとおり前方だけを録画するドライブレコーダーはamazonで3000円以下で買えます。

最近は前後2カメラのドラレコでも4000円出せば買えるため、前方だけしか録画できないドラレコを探すほうが難しいです。

前後2カメラのドラレコは後方カメラの取付けが面倒ですが、前方だけしか録画できないドライブレコーダーの取り付けはとても簡単です。

カメラ部分をフロントガラスの内側から吸盤などで取付け、電源コードをシガーライターソケットに差し込めば作業完了

取り外しも簡単なので、複数の車で同じドラレコを使いまわすこともできます。

営業で乗る車にドラレコがなく不安な人が、自分のドラレコを用意して、営業車に乗る時に取付け、降りる時に取外す、という使い方も出来ますね。

前方しか録画できませんが、手軽に使えるドラレコです。

前方だけを録画するドライブレコーダーのデメリット

前方だけを録画するドライブレコーダーのデメリットは次のとおり

  • 後方や側方の様子は録画できず証拠能力に劣る
  • 画質が悪い
  • GPS機能や衝撃感知機能がない
  • LED信号機の色が映らないものがある

とうぜんながら前方の様子しか録画できないため、後方からのあおり運転や側方の事故の様子は録画できず、証拠能力に劣ります。

そして、安価なドラレコゆえに録画画質が悪くGPS機能や衝撃感知機能のないものが多いです。

GPS機能がないと自車の速度が記録されずに証拠能力に劣ります。

衝撃感知機能がないと事故時の録画映像が上書きされて消えてしまう恐れがあります。

そして、全てのタイプのドラレコにも共通しますが、安いドライブレコーダーの中にはLED信号の点灯を映せなかったり西日本地域の信号機の色が映らず、自分が信号を守って運転していたことを証明できないものもあります。

LED信号機の色が録画できることを確認して購入しましょう。

このように、前方しか録画できないドラレコは自分自身が安全運転していたことを証明できない場合があることに注意が必要です。

前方360度を録画するドライブレコーダー

360度 全方向対応 ドライブレコーダー

前方360度を撮影できるドライブレコーダーは、前方だけでなく、車内の様子や前方横方向も撮影できます。

前方360度ドライブレコーダーのメリット

  • 車内の様子が撮影できる
  • 車の横側もある程度撮影できる

フロントガラスの天井付近に360度カメラを取り付けるため、車内の様子や車の横側の様子もある程度撮影できます。

前で急停車した車から降りてきたドライバーに襲われた場合、360度カメラのドラレコなら一部始終を撮影できるかもしれません。

ただし、車種によっては前側あるいは車内の映像が上すぎたり下すぎたりして希望通り撮影出来ない場合があります。

前方360度ドライブレコーダーの大きなデメリット

1カメラで前方360度しか撮影できないドライブレコーダーの最大の欠点は、録画画質が悪い機種が多いことです。

前方と車内と後方を1つのカメラで撮影するドラレコ

ユピテルSN-HQ90dなどは1つのドーム状カメラだけで前方、車内、後方を撮影するドライブレコーダーだとうたっています。

ドーム型カメラ搭載のユピテルSN-HQ90d

価格は3万円ほどする高級品です。

ですが、画質は劣悪でドライブレコーダーとしての役には立ちません。

「この価格でなぜこんなに画質が荒いのか理解ができない」という評価が目立ちます。

また、運転席に取り付けたカメラで車体後方の様子が撮影できるはずがありません。

どう考えてもドライブレコーダーではなく、車内を360度撮影できる防犯カメラです。

前方360度カメラ1つだけのドライブレコーダーは後方の様子は撮影できません

あと、これは余談ですが、360度ドライブレコーダーで「車内の様子を撮影できる」ということは「車内の様子まで撮影されている」ことをお忘れなく。

ドライブレコーダーで隠し事がバレる!車で行った場所も会話も記録されている
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前方と後方を2カメラ録画するドライブレコーダー

前方と後方を2カメラ録画するドライブレコーダー

現在はドライブレコーダーといえば前後2カメラを装備して前方と後方を同時に録画するタイプがほとんどです。

録画画質や付加機能の有無、デジタルミラータイプか小型モニタータイプか、などによる価格差も大きく、どれを買えば良いのか迷いやすいのが前後2カメラのドラレコです。

前方と後方を録画するドライブレコーダーのメリット

  • 後方からのあおり運転被害を録画できる
  • 高価な機種では4K録画機能できれいなドライブ映像を録画できる
  • デジタルミラータイプだと後方視界の死角が激減する

後方の様子を撮影するカメラによって、あおり運転の被害を受けても証拠を残すことができます。

もはやドラレコによる後方録画は必須といっても過言ではありません。

そして1万円前後の比較的安価なものでも4K録画できるドライブレコーダーが登場しています。

事故の様子を録画するだけでなく、対向車のナンバープレートの文字を鮮明に映したり、美しいドライブコースを撮影したりすることもできます。

デジタルミラータイプのドラレコを選べば、後方カメラの撮影映像がルームミラーよりも大きなモニターに映し出され、これまでのルームミラーだけでは死角となってしまう部分もはっきりと確認できるようになります。

前方と後方を録画するドライブレコーダーなら、デジタルミラー型を強くおすすめします。

アイサイト搭載車などルームミラーまわりに突起物がある車にはデジタルミラー型のドラレコを取付できない場合があります。

前方と後方を録画するドライブレコーダーのデメリット

  • 側方から衝突された事故の様子は撮影できない
  • 素人がきれいに配線するのは難しい
  • 実店舗では異常に高い値段で売られている

側方から衝突された事故の様子は撮影できない

前方と後方を録画するドライブレコーダーでも横から突っ込まれた事故の様子は撮影できません。

あおり運転をする悪質なドライバーが車から降りてあなたの車の運転席横にきて殴りかかってきても、その様子を撮影することはできません。

素人がきれいに配線するのは難しい

後方を撮影するカメラは車体後方のリアガラスなどに設置するため、車の後ろから前までカメラの配線をひく作業が必要です。

ただ配線すればよいわけではなく、人が乗り降りする際に足にひっかかったりしないように配線しなければならず、プロに頼むにも作業代が別途必要になります。

実店舗では異常に高い値段で売られている

カー用品店やDIYショップなど、ドラレコはどこでも売っていますが、実店舗ではネット通販の2倍ちかい価格で売られているのを見かけます。

お金のことは気にしない人には関係ないことですが、私のように実情を知っていると馬鹿らしくて買えない値段です。

後方撮影用のリアカメラについて

リアカメラの性能はまさにピンキリで価格差の大きな要因です。

後方撮影用のリアカメラは、後部ガラス内側に両面テープで貼り付けるか、車外にネジで取付けます。

リアカメラを車外に取付けるには専門的な知識と技術が必要(高額な取付け代金が必要)です。

そして車外対応の完全防水カメラであることと、後部車外からフロントガラスに取付けるモニターまで届く十分なカメラ配線が付属している必要があります。

一般的にリアカメラは車外に取付ける方が明瞭な映像を撮影できると言われます。

でも、カメラを車内と車外に取り付けた場合の映像に大差なく、カメラ自体の性能差のほうがはるかに重要です。

安いドラレコのしょぼいリアカメラを車外に付けるより、一流ドラレコの高性能リアカメラを車内に取付けるほうが、格段に明瞭な映像を撮影できます。

車外に取付けられたドラレコ用リアカメラ

一般的にリアカメラは前方撮影用のカメラに比べ画質が低いです。

が、5000円以下の安価なドラレコのリアカメラはさらに画質が悪く、後続車のナンバーが読み取れないこともあります。

また夜間撮影では後続車のヘッドライトの光により、「白とび」と言われる画面が真っ白になるハレーション現象が起きるものがあります。

ドラレコに使われるリアカメラの性能はまさにピンキリで、価格差の大きな要因です。

不安ならSONY STARVIS(スタービス)を使ったリアカメラ付きドライブレコーダーを選びましょう。

技術|イメージセンサー:セキュリティ|製品情報|ソニーセミコンダクタソリューションズグループ
続きはこちら

さらに、リアカメラ用の長い配線は電波障害の原因になりやすいです。

電波障害対策品を選ばないと地デジやラジオ、ETCやカーナビが電波障害で使えなくなるトラブルが起こる場合もあります。

つまり、ドライブレコーダーにリアカメラは必要ですが、実用レベルの後方映像を録画するためには、それなりの価格のドライブレコーダーを選ぶ必要があります。

でも、安かろうがドライブレコーダーに絶対に最低限必要な性能は次のとおりです。

  • 信号機の点灯が確実に撮影できること。
  • ナビや地デジ、ラジオなどへの電波障害を起こさないこと。
  • 常時録画(ループ録画)が確実に行われ取り逃しがないこと。

古い録画がSDカードに溜まり、新しい映像が上書きされず常時録画(ループ録画)が出来なくなる致命的な不具合のあるドライブレコーダーが実際に出回っています。

高性能で一流な小型モニター付きドライブレコーダーなら当然の機能なので詳しくは書きませんでしたが、安いドラレコは最低限必要な機能がないものもあるので、十分に注意して選びましょう。

前方360度と後方を録画するドライブレコーダー

2021年になってようやく実用レベルの360度ドラレコが登場しました。

前方360度カメラと後方カメラの2カメラを装備する360度ドライブレコーダーは、これまでのあらゆるドラレコよりも撮影範囲が広く、前後左右で発生する多くの事故の状況を撮影できます。

前方360度カメラしかないドラレコは後方の様子を撮影できませんが、後方用に別のカメラを装備することで自分の車の周囲の様子を克明に撮影可能です。

前方360度と後方を録画するドライブレコーダーのメリット

  • 前方・車内・横・後方の全方位撮影が可能で証拠能力に優れる

詳しくは特集記事をごらんください。

360°ドラレコ最強版!ミラー型AEEYO AKY-V360の高画質な録画がスゴイ!
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前方360度と後方を録画するドライブレコーダーのデメリット

  • 海外製でも2万円以上と高価
  • 車種によっては360度カメラを適切な位置に取付けできない

高性能なので高価なのはしかたないです。私が紹介しているドラレコなら価格に見合った値打ちがあります。

問題なのは360度カメラの取り付け位置です。360度カメラは低い位置に取り付けると必要な部分が見切れてしまいます。

どんな車種にも取り付けられるわけではないのでお気をつけ願います。

以上4タイプのドラレコをご紹介しました。

ミラー型ドライブレコーダーの特徴

ミラー型ドライブレコーダーは、車体後部に取付けたリアカメラで撮影した後方映像を、ルームミラー部分に設置した大型モニターに映す仕組みです。

後方映像を大型モニターに映すミラー型ドライブレコーダー

デジタルミラー型ドライブレコーダーともいえます。

よって、ミラー型ドラレコは必ず前後2カメラ仕様になり、リアカメラが高性能であることが求められます。

大型液晶モニターも付属するため、必然的に高価な機種が多いです。

従来の小さな鏡で後方を見るというアナログな方法に比べ、大型モニターに映し出すリアカメラの後方の映像はとても視界が広いです。

ドラレコでありながらデジタルミラー機能を手に入れる事が出来る。

それがミラー型ドライブレコーダーのメリットです。

従来のバックミラーに比べ2倍以上の後方視界を得られます。

が、ミラー型ドライブレコーダーには構造上のデメリットもあります。

  • モニターが大きので車種によっては取り付けられない。
  • モニターが大きいので車種によってはサンバイザーが下せない。
  • モニターへの映り込みが目立ち後方映像が確認しにくい車種もある。

11~12インチという超ワイドモニターの機種が多く、モニターをルームミラー部分に取付けようとすると車内の装備品が邪魔で取り付けられない場合があります。

また、運転席や助手席のサンバイザー(日よけ)が下げられなくなる車種があります。

とくに軽自動車はサンバイザーが下げられなくなる可能性が高いため、あらかじめモニターの大きさを調べて購入しましょう。

普通車でもスバルのアイサイト搭載車種などは車載カメラが邪魔で、ルームミラー部分にミラー型ドラレコのモニターを取り付けられない恐れがあります。

アイサイトカメラと大型モニターが干渉して取付けられないこともある。

他にも、モニター角度や明るい昼間などの状況により、外光がモニターに映り込む不具合が起こることがあります。

ミラー型ドライブレコーダー液晶モニターの映り込みは保護フィルムで防ぐ!
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映りこまないように(映像が見やすいように)、モニターを下向きの角度に調整すると、モニターと一体の前側カメラが上を向いて空を映すためドラレコとしての役割を果たせなくなります。

ミラー型ドライブレコーダーのデメリットと、その対策はこちらの記事で詳しく説明しています。

ミラー型ドラレコの唯一の欠点!映り込みを減らす簡単な方法がコレだ!
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ミラー型ドライブレコーダーの人気機種

フロントカメラの性能はもちろん、特にリアカメラの性能がよく、夜間でも後方を明るく映し出す。

そして後続車のヘッドライトライトでハレーション(映像が白く見づらくなること)しないミラー型ドライブレコーダーの中でも人気の12インチクラスのおすすめ機種をご紹介します。

AKEEYOのミラー型ドライブレコーダーAKY-X3G

AKEEYOのミラー型ドライブレコーダーAKY-X3Gは、見やすい11.88インチの大型モニターとソニーのスタービス対応で夜間でも明るく撮影できるリアカメラが特徴

そしてGPS機能も付いて、必要十分な機能を備えています。

私もAKEEYOのミラー型ドライブレコーダーAKY-X3Gを使っています。

[レビュー]AKEEYOミラー型ドライブレコーダーの映像がキレイで驚いた!
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AKEEYOのミラー型ドライブレコーダーAKY-X3Gの後方撮影映像も参考に用意しています。

youtubeにアップロードするときに画質が劣化していますが、それでも明るく鮮明な映像であることはお分かりいただけると思います。

実際はもっときれいな映像がミラー型モニターに映し出されます。

AKEEYOのミラー型ドライブレコーダーAKY-X3Gはデジタルミラーとしてもドラレコとしても、本当に優れていると私は感じて、自信を持っておすすめしています。

さらにもうひとつご紹介するのがPORMIDOのミラー型ドライブレコーダーです。

PORMIDOのミラー型ドライブレコーダー

PORMIDOのミラー型ドライブレコーダーもサクラじゃない高評価が並びます。

メーカーは違いますが、構成する基本パーツのスペックはAKEEYOと同等です。

12インチクラスのモニター、リアカメラの性能も必要十分、付属品も充実していて、なんとモニターの映り込みを減らすフィルムまで付属します。

ミラー型ドライブレコーダーはモニターの映り込みで後方が見にくくなる場合があります。

ミラー型ドライブレコーダー液晶モニターの映り込みは保護フィルムで防ぐ!
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デジタルミラー、ドライブレコーダーの双方の機能も充実していて、私もPORMIDOのミラー型ドライブレコーダーを選べば良かったかな?と思うほどに、購入者の満足度は高いです。

さらに2020年1月現在、表示価格から2800円OFFのセール中です。

台形のモニターの機種も多いですが、ご紹介しているドラレコのモニターは四角い長方形で、私は台形より長方形のモニターの方が断然カッコよいと思っています。

軽自動車でも取付け出来そうな10インチクラスのミラー型ドライブレコーダーも発売されていますが、購入者の評価を調べてもどれも同じような評価です。

なので、特にオススメ出来る10インチクラスのミラー型ドライブレコーダーは見つかりませんでした。

4種類のタイプ別ドライブレコーダーまとめ

4種類のタイプ別ドライブレコーダーの特徴や人気機種をご紹介しました。

事故の際のドライブレコーダー映像は自動車保険会社も重要視しています。

当初の判断では自分の過失が8割と言われたが、ドラレコ映像を見せると過失割合5割で決着した実例もあります。

今や車にドライブレコーダーは装備されいるのが当たり前です。

私のおすすめするドライブレコーダーは前方を360度カメラで撮影し、後方をリアカメラで撮影するデジタルミラー型のドライブレコーダーです。

まだドライブレコーダーを取り付けていないあなた!

あなたに必要なドライブレコーダーはどのタイプか?

なんとなくイメージが分かってもらえたなら幸いです。